撮影写真より


昔の近鉄バスの写真を見て久々に思い出したJスルーカード。スルッとKANSAIのJR版で、異なる事業者の電車バスで使えること・プレミアム額が付かないので別にお得にはならないことはスルッとKANSAIと同じ。ただし導入事業者も利用期間もスルッとKANSAIより圧倒的に少なく、スルッとKANSAIが関西の殆どの私鉄バスで最長20年以上使われたのに対し、JスルーはJR含め最大5事業者で、Jスルー直後から始まったICOCAの普及により10年で打ち切られた。08年販売終了・09年利用終了なので、既に10年以上も昔のカードであり忘れられるのも当然。
JR以外の導入事業者は近鉄近鉄バス伊丹市営・明石市営という謎なチョイス。磁気カード自体を導入しなかったJRバスでは当然使えず。このうち明石市営バスのみ、民営化される最後までスルッとKANSAIは導入されなかったが、他はJスルー導入時点でスルッとKANSAIが既に使えた。逆に近鉄バスの茨木エリアは、Jスルーは廃止される最後まで使えず、スルッとKANSAI導入も東大阪・八尾などよりもかなり遅れた。