DQ8・その7

砂漠方面に進む。砂漠入口手前には小山があり、頂上にある小屋に宿屋があるので拠点に出来る。仕事になると声が変わる元シスターのばあさんもおり、教会代わりになってくれる。併設の井戸には、あの詰まったキングスライムがおり、助けるとかの有名な「スライムのかんむり」を入手。この段階ではヤンガスにとっての強力な兜だが、それ以上に様々な強力アイテムを生み出す錬金素材として非常に有名、しかも他では殆ど手に入らない。10年前、当時これを使った「キングアックス(店売り品)」のレシピがジャンプに載っていたことで多くの悲劇を生んだ。但し3DS版で冠は他でも手に入るようになっている。
この周辺では危険な爆弾岩が転がっている。はっきり言って戦いたくないが、ゴロゴロ転がるので逃げようにもすぐ追いつかれる。同じく出現する泥人形も足が速く、戦闘になると爆弾岩が紛れていることが多いので結局頻繁に戦うこととなった。マドハンドがほぼ無害なのとは大違い。
この奥に船があるのだが、重機なんてのはないので移動しようがない。城に戻って関連文献を探すということで、トロデーン城行きが決定したが、トラペッタ側の橋が落とされているのにどうやって行けばいいのか…と考えながら適当に船周辺をうろついていると、トロデーン方面に繋がるトンネルを発見。全くのノーヒントで、地図上の洞窟アイコンも別の何かだと思っていた。



トロデーン周辺は、ちょくちょくトラペッタ周辺に出る序盤の敵が入り交じっており、他の敵との戦闘にも紛れ込んでくることもある。今更スライムなんかと戦うのはちょっと…しかもドラキーやびっくりサタン辺りはレベル30近くになってもまだ追いかけてくるのでかなり邪魔。
トロデーン城に入ると、ここが荒廃する経緯をひもとく少し長い回想ムービー。人間時代のトロデ王と姫も登場するが、まるでセクシービデオかの如く上手い具合に顔が出ない。姫の方はしばらく先で一時的に元に戻るが、トロデ王の方はエンディングまで元の姿は出ないまま。
城内は庭の時点から既に敵がうようよいる。外にいると通常の町や城と同様の見下ろしマップが出るので城の扱いのように見えるが、リレミトが使えるところを見る限りダンジョンとして分類されている模様。屋内も複雑で、途中は施錠した扉・蔓や瓦礫で塞がっている箇所が多く、ゴールの図書室までは結構歩かされる。タンスや壺が全然無いので大したアイテムも手に入らないが、倉庫にある魔法の鍵だけは重要。尚、これだけ荒らされていても鉄格子に守られた宝物庫だけは無事。
敵では「いばらドラゴン」が厄介。以前はよく単体で出現し、丁度ゼシカがメラミを覚えたところだったのでいかにもメラミを使えと言わんばかりのシチュエーションが多数見受けられたが、今は単体よりも他と群れになって登場することが多い。かなりタフなのでこの場合だと簡単に長期戦になる。経験値の方は、ここで初めて出てくるはぐれメタルで稼ぐ。
図書室に着いても詳しいことは分からない…と歎いていたら窓枠に見立てた蔓の影が大きくなって…再びイシュマウリ登場。しかし今度の願いにはより大きなハープが必要。今までと違い、どこにあるかは教えてくれないので自力で情報を探し出すしかない。



しかしその前に、魔法の鍵を手に入れたので、今まで諦めていたフィールド上の宝箱を開けに行く。攻略サイトでも見れば位置はすぐ分かるが、同時に中身も分かってしまう。開けた時のワクワク感を楽しみたいので、敢えて攻略サイトは見ず自力でひたすら走って探す。お陰で走破距離は既に500kmを超えたものの、肝心の中身は小さなメダルか種ばかり、有用だったのは「はやてのリング」程度。中には現金が入っていたこともあり、何故すぐ手に入る現金をわざわざ施錠した宝箱に入れるのかが疑問。