SV・その74

先週から開催のメガニウムレイド。が、いつも通り攻略情報を見てその通りに倒す…では面白くない。この先の最強レイドも今までほど多くはないため、たまには自力で対策を考えることにした。当然ながら、オンラインでは相手に迷惑がかかる&攻略情報がネタバレになるためNPCと戦うオフラインのみ。持ち物は基本「かいがらのすず」。


敵は最初のターンで「リフレクター」「ひかりのかべ」を同時に繰り出して守りを固め、「のろい」でひたすら攻守を上げていくパターン。攻撃は相手によって「ボディプレス」「タネばくだん」「しねんのずつき」を使い分ける。何より呪いを防がないと何も出来ない。

封じるならまずは「ちょうはつ」。最初はミュウツーで使った虫テラス&「きゅうけつ」のミュウを転用したが、相手の頭突きがしつこいし、積んでも絶妙なタイミングで消される。しかもシールドを張ってしばらくしてから呪い連発というセコさ。
メガニウムの呪いは、何故か頻繁に1回で2段階アップしており、1回で2段階上がる特殊仕様か、或いはメッセージが出てないのに連続で繰り出してるか。

挑発しつつ自分も積めて、「いやなおと」で防御を下げられ、じきに相手の攻撃が上がるなら、いっそ同時にこちらのダメージも上がる「イカサマ」が使える悪タイプとなると、ほぼブラッキー一択。が、こっちはこっちでボディプレスで弱点を突かれるし、いくらイカサマのダメージを上げられても、同時に敵の防御も上がっているので効果薄。且つそれがシールド中盤という絶妙なタイミングであり、この段階になるとこちらから防御も下げられない。

次は、カラマネロの「ひっくりかえす」でステータスの上下を全て逆にする。呪いの場合だと素早さは一気に上がるが、攻防は一気に下がる。しかしこれも、中々狙い通りに呪いを出してくれないどころか、1ターン目以外ピタリとしなくなったこともあった。「ひっくりかえす」は当然シールドがあると無効。

挑発は中々使いづらいため、挑発以外で呪いを封じる術を検索。呪いはゴーストタイプなら積み効果が無くなるため、相手にゴーストタイプを付与する技でもないかと見てみたが、該当するのはパンプジン専用「ハロウィン」のみであり、SV非実装種につき発動は不可能。そもそもテラスタル中=レイドではタイプ変更技は全て効かなかった。

無理矢理にでも呪いを封じるため再びカラマネロを起用。今度は特性「あまのじゃく」を「スキルスワップ」で敵に押し付ける戦法。ステータス上下が終始全て逆転する効果であり、呪いならどんどん素早くなる代わりに攻防がどんどん下がる。悪テラスだとボディプレスがしつこいため、こちらの攻撃は虫テラスからの「とびかかる」にしようとしたが、天邪鬼は追加効果をも逆転させ、「とびかかる」を使うと100%敵の攻撃力が”上がって”しまうため不採用。イカサマも当然使えず、結局悪テラス×「つじぎり」で我慢するしかない。
この戦法は前半はかなり効果的だが、勝負になるのは敵の悪い効果が消えてから。超素早くなっている上にボディプレスのダメージが激増するここからは、回復を挟みながら、隠れ呪いの発動があるかもしれないため敵のステータスを毎ターン確認。カラマネロは攻撃寄りのステータスだが、自分から攻撃力を上げる技を覚えないため、火力的にはかなりギリギリ。もうすぐ倒せそうというタイミングで、敵は「じならし」で素早さを1人ずつ下げる演出という露骨な時間稼ぎまでしてくる。
NPCのメンツもかなり運に絡んでくる。「いかく」特性持ちは復活して発動するたびに攻撃を上げてしまう厄介者。状態異常技持ちは前半だけ気休め程度に有利になるが、後半はシールドで効かないのに連発してくるだけの邪魔者に変貌する。一番有利になるのはやはりサーナイトで、NPCで回復技を使えるのは唯一彼女1人のみ。



倒せるのは倒せたが、何だか相当疲れた。しかし今までの、攻略情報を見て倒して終わりでは得られない、手探りで戦法を見つけていくのは今までにない面白さだし、普段バトルは難しすぎて全くやらない故、中々勉強にもなる。ドーピングアイテム・技マシン・テラピースもかなり消費するが、一種の研究費という扱いにしている。