豊鉄バスがかつて運行していた、豊橋・豊川~中部空港のリムジンバス。東名高速の一部バスストップにも停車していた。利用が振るわず2010年に休止となったが、実質廃止になったと思われる。新車のエアロバスまで用意したが、ほどなく京都行きの高速バスに転用された。
現在の豊橋~空港はわざわざ名古屋市内まで出てから引き返さないと行けず、かなりの遠回り。だが所要時間は名鉄特急だと1時間半で、バスとほぼ変わらず。運賃に至っては、バスが当時2200円、名鉄は特急券込で2030円と寧ろ安くなっている。特急券が必須になるミュースカイは名古屋市以北~空港での運行だが、豊橋~名古屋方面の特急は特別車以外は特急券不要。にも関わらず、追加料金無しで豊橋~名古屋の特別車に乗れる「乗継ミューチケット」があるので、乗り換えは必要だが大体ガラ空きの特別車に乗れるのはお得。ミュースカイではなく準急を使う場合、若干時間はかかるが1670円と更に安くなる。
高速道路も、結局は名古屋市内ギリギリ手前の大府まで北上しないと繋がらず、結局は遠回りであまりバスが優位に立ってない。距離的には蒲郡から県道41号、有料道路の衣浦トンネル経由が一番近道。整備されているとはいえこのルートは全線一般道で結局高速道路の方が早い始末。