大阪・神戸〜鳥取県内で多くの便を運行している日本交通の山陰特急バス。そこまで長距離でもないが毎日夜行便が用意されているので、今回はそれに乗ってみた。
乗車区間はなんばOCAT→米子駅。
23:40
三宮発車、7人乗車。予約が必須の夜行便にもかかわらず、現金での直接乗車の客がいた。満席だったら当然乗れずに翌朝まで取り残されるので、中々のハイリスク。
やはりテープ放送が終わるといきなり消灯。本格的な夜行バスとは違い元々昼行用の車両なので、結構カーテンに隙間があり光が漏れる。中国道方面に向かうため、新神戸トンネルから阪神高速北神戸線を経由。
0:39
加西SAで30分休憩。
3:00
江府ICの停留所スペースを使って1時間ほど時間調整。
4:43
米子駅着、20人ほどと共に自身も下車。終点の米子営業所で自分達の車に乗り換えるのか、営業所まで乗り通す客も少なからずいた。
- 時刻・停留所(夜行)
- 米子営業所に利用者用駐車場あり。昼の便は車庫がある弁天町・なんば発着か神戸発着だが、夜行便のみなんば・神戸の両方を通る代わりに弁天町はなんば行きしか経由しない。
↓ | ↑ | |
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02便 | 01便 | |
日本交通弁天営業所(中央大通沿い・大阪市港区) | 5:10 | |
22:50 | なんばOCATバスターミナル(湊町/近鉄なんば駅・大阪市浪速区) | 4:50 |
23:40 | 神戸三宮(ミント神戸・神戸市中央区) | 4:00 |
休憩 | 中国道加西SA(兵庫県加西市) | 休憩 |
4:19 | 米子道江府IC(鳥取県日野郡江府町) | 23:26 |
4:27 | 米子道溝口IC(鳥取県西伯郡伯耆町) | 23:18 |
4:31 | 米子道大山PA(鳥取県西伯郡伯耆町) | 23:14 |
4:45 | 米子駅(9番乗り場・鳥取県米子市) | 23:00 |
4:50 | 日本交通米子営業所(米子駅東・鳥取県米子市) | 22:55 |
- 運賃
- 昼の便と全区間同額。小人半額・往復券は設定なし・カッコ内の回数券は6枚綴りで発行より3ヶ月有効、昼の便と共通利用可。
大阪市内 | 神戸三宮 | |
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江府IC | 4400(24000) | 4200(22900) |
溝口IC | 4600(25000) | 4300(23400) |
大山PA | 4700(25600) | 4400(24000) |
米子市内 | 4800(26100) | 4600(25000) |
- 予約・発券
- 1ヶ月前より発売。ネット予約・コンビニ発券は非対応、その代わりにメールで予約可。
窓口…OCAT / 阪急三番街高速BT / 阪急バス新大阪BT / ミント神戸 / 鳥取駅・倉吉駅・米子駅BT / 倉吉バスセンター / 日本交通鳥取・米子・弁天町各営業所 / 旅行会社
電話…大阪側06-6576-1181 / 米子側0859-35-0811
- 車両
- 夜行でも昼の便と共通。弁天営業所・米子営業所の2+1シート配列のエアロエース・エアロバスを使用、いずれもエンジン直結エアコンを搭載しておりトランクが広く、それを生かして途中停留所での乗降客用かターミナルでの乗降客用かで分けてある。昼夜とも1人乗務運行。
2+1配列のシートは九州のバスでよく見られるタイプで、一応独立シートではあるが左側列と中央列の間が狭く、どのシートも一般的な夜行バス用3列シートに比べて簡略化。このためレッグレストが無く、リクライニングは夜行バス用に比べて半分程度、通常の4列シートと同等くらいしか倒せない。最後部は独立しているが4列シート。
各座席にはテーブルとコンセントを装備しているが、夜行でありながら毛布が無い。車両が昼夜共通につき窓は開けられるようになっているが、これも全固定が標準の夜行では異例。