京都〜名古屋間のうち、一般道での最短ルートは国道1号線や国道21号線…ではなく国道421号線。今まで一部の層以外からは見向きもされなかったが、今年から滋賀・三重県境部分にトンネルが出来、ようやくまともに通れるようになった。
かつてこの道には、超がつくほど幅もカーブも勾配も厳しい道のりと、末端部分のコンクリートゲートでその世界では知らない者はいない「石榑峠」があった。土砂崩れで通行止めが続いていたが、トンネルの開通によりそのまま廃道。快適に通れるようになった一方「酷道」の看板は下ろすことになってしまった。
