白浜・田辺・新宮

約3ヶ月ぶりの遠征ということで、まるまる紀伊半島を一周。この地域は白浜空港でも使わない限り、必ず大阪か三重県中勢・名古屋あたりを経由しないと辿り着けない不便な地域。
最初は白浜バスセンターに降り立ったものの、バスセンターとは名ばかりに、寂れたビルの1階に小さな出札所があるだけ。適当なバスを捕まえてとっとと白浜駅に移動。

まずは田辺・白浜をテリトリーとする明光バス。最近はグループの近鉄バスから塗装も変えずにぶち込まれたお古が増殖中。薄っぺらい樹脂製シートにリーフサスで乗り心地は最悪。

こっちは旧塗装の自社発注車。観光マスク+ハイバックシート+エアサスで、上の中古とは比べようがない。

中小型車に混じって最新型のレインボーHR10.5mモヤシも。ナンバーからみてどうも数週間〜ひと月くらい前に入ったばかりらしい。これが明光バスの現行塗装で、元々は高速バス用デザイン。ちなみに色遣いが関西空港交通と全く同じ。
こういう田舎だと、運転手と客が顔なじみみたいなのが多いらしく、よく色々世間話をしていた。まず走行中に話しかけるなとしている都会じゃまずありえない。


適当に隣の田辺にも移動。白浜〜田辺はJRだと1日に数往復しかないが、明光バスなら全系統を合算して1時間に2〜3便はある。但し運賃はJRの190円に対し倍以上の500円。

主に田辺市街と奥地の龍神・本宮方面を結ぶ龍神バスのレインボーRB。やっぱりRBは田舎のバスという印象が強い。

龍神バスの一般車で、元富士急行。何故かフォグランプを移設。

田辺の商店街を抜ける明光バスのRB。上の写真とはまた違う塗装で、昔の貸切車用らしい。こんな道幅だけど交互通行、しかもたまに路駐の車がいる。


翌日、明光バスの白浜〜本宮〜新宮間特急バスで新宮へ。都バスと同じアナウンス声での観光案内になんか違和感。

新宮とその周辺を担当する、南海グループ熊野交通明光バスと同じくほぼ全車が日野。

やはりここもグループ(南海バス)からほぼそのままの外装で入った中古がいる。ただ黄色の部分は微妙にトーンが薄くなり、オレンジの部分も一応再塗装している模様。


新宮から特急バスに乗り名古屋へ。最近は名古屋に泊まってから帰るパターンが定例化してきた。

白ナンバー登録されている市バスの研修車。もう2扉車を運用から離脱させるとは…。

2車種入る名古屋市バス今年の新車のうち、1台のみ入ったエルガの基幹バス仕様。遂に今年でATを止め標準のMTに変更。そして現在ふそうで生産中というもう1車種は…。