蒲田→神戸

今回は3日間で3つの全く異なるイベントに行った。最終的には荷物が10キロ以上になり写真を撮る気力さえ失せた。
先ずは夕方までに名古屋に着き、いつものように内田橋で廃プレイ。途中で中日が日本シリーズを制して半世紀ぶりに日本一になったらしく、試しに名駅に戻ってみるとものすごいフィーバーっぷり。号外争奪戦を制して何とか中日新聞の号外を入手、号外のくせに日本シリーズの軌跡みたいなのがあって中々凝った作りだった。周りは実際に見に行ったらしきファンや通行人、仕事帰りのリーマンもみんな燃えよドラゴンズの大合唱。全然分からない自分は思いっきり非名古屋人。

こういう雰囲気は好きなのでもうしばらくいたかったが夜行バスの時間が迫っていたので、バスターミナルから一路千葉へ赴きモーターショーへ。これについては写真もかさばるため後日に回す。



名古屋から翌々日、先ずは都バスの里48系統。来年3月末に開業する交通局の新交通「日暮里・舎人ライナー」と経路が95%以上被っているため、開業の暁には間違いなく経路に手が加えられるか、下手すれば廃止もあり得る。実際この系統は便数も乗客もなかなか多く、鉄道線の需要はある。

写真のいすゞ+富士7Eも残りが少なくなり、今はKC-LVに架装された十数台が巣鴨と深川で最後の活躍をみせている。


午前中は蒲田へ向かう。ここではスキマフェスティバルという、マニアックなジャンルを寄せ集めた同人イベントに行ってみた。因みにこの手のイベントに行くのは2年ぶり。会場1時間後に行ったため既にカタログは売り切れてフリー入場となっており、カタログ代=実質入場料の1000円を浮かすことができた*1
会場内のジャンルで断トツの人の多さだったのが今流行りの初音ミク。既にみっくみくにされた身にとってここに来た真の目的はこれ。「初音ミク中心ボーカロイドオンリー」と謳っているものの、9割方はミクだけだった。あの人の多さはどう見てもスキマなジャンルではない。オリジナル曲のCDや同人誌*2には興味がないためとりあえずグッズ類を買い漁った。この時点で既に売り切れがいくつか発生しており、開場から2時間も経てばもう半分ほどの品がなくなっていた。
折角なので他のジャンルにも巡ってみるが、元々この方面に疎いため元ネタを知らないのが多いので見ててもよく分からない。ショタ系のはさすがに売るほうも買うほうも女ばかり、どうも男が作って男が買うというイメージがある各ジャンルのエロは意外と女が売り手になっている箇所も少なくなかった。客層的には色んな人が来ていたモーターショーよりもだいぶ絞ったような感じ。メールとか携帯ゲームやりながら店番してるようなところは気に入る品があっても買う気が失せる。やる気があるのか。あと個人的には、がんばって作ったものの微妙な絵柄になってしまったとかいう全年齢向けより本よりも、そんなに気合入れて描いてないようなギャグ本の方が興味がわく。どっちにしろ買いませんが。


蒲田をあとにして再び都バス。

六本木ヒルズロクロク星人ラッピングバスがいつの間にか普通のラッピングになっていた。車内のラッピングは剥がされシートは一昔前のような無地に。新造時からラッピング車のためフロント以外は無塗装なので通気口やリヤバンパーが白い。

最近入ったブルーリボンシティハイブリッド。一時期燃料電池バスとして配備されたことはあるものの、完全な新車としてブルーリボンシティが入るのはこれが初めて。写真は第二世代バイオ燃料BHDで走る車両で、運転席後ろの液晶ディスプレイにはハイブリッドシステムの仕組みが走行状態と連動して表示されている。都01系統に専属されているもののダイヤは時刻表に書かれていない。しかし運行情報サイト(tobus.jp)にラッピングバスとして登録されているためどこを走っているかはすぐ把握できる。

こちらが通常版。BHD版よりもリヤウィンドウのステッカー類が少なく、運転席後ろのディスプレイもない。



翌日は今度は神戸に飛ぶ。

神戸市バスの今年の新車。今回から正面マークが局章になり*3、フロントの局番が2箇所に書かれるようになった。
ここでは地下鉄とバスのイベントがあるということで廃品目当てで行ってみた。しかし実際はこの時点で荷物がかなり多く、金は大丈夫だがもう持てないということで少々しか買えなかった。何故かイベントには名古屋市営が出張していた。

神戸市唯一のUD製ツーステップ車はいくつかの都市と同時に入った試作CNG車。既に廃車となったものの研修車として白ナンバーをつけて延命している。現役時代は一瞬チラッと見ただけで撮りもできなかったが、思わぬところでじっくり見ることができた。行灯付きのため一般の西工車とはナンバー位置が異なり、ミラーも観光バス用のもの。
出てきた頃には重さと疲労でもう帰ることしか考えてなかった。食い物以外にほぼ何も買わなかった前の遠征とは大違い。

*1:個人的にカタログは要らない

*2:特にエロは当たり外れが激しい

*3:それまではサイドのピンクのマーク