ある程度ゲームを進めていないと以下の内容はまず分からんでしょう。といってもネタバレなので進めていても見ない方がいいが。
とりあえず未来に連行されてからずっとダンジョンの連続でかなり長い間タウンに戻れず困った。以前のギルド遠征とは比べものにならない。しかも出現するのは壁抜けで移動するゴースト中心なので中々強くて参る。今までは一フロアは全ての部屋を巡ったあと移動していたが、ここはもうたまらず階段を見つけたら即時に移動するようにした。
未来から現在に戻ってもまだギルドに戻れず歯車探しの名目でダンジョンに潜らされるハメに。いいからとにかく戻してくれ…。ここをクリアしてやっとこさギルドに戻れたものの、追いつきつつあった探検隊他メンバーとのレベル差がまた開いてしまった。
それから何日か経ってから今度は幻の大地がどうたこうたら言い出す。ドラクエ6かよ…。とりあえずここを越えればもう終わりだろうと思ったので躊躇せずここもまた一気に越える。あまりに周りが強くなってきた上に長いのでゆっくり巡ることもできずとっとと突破する。ラスボス直前に世界を救えば未来が変わるから同時に未来から来た主人公は消滅するという、このゲームの結末を知る。そのまま進んで恐ろしく強いラスボス・ディアルガに会うも、タネマシンガンの前にあっけなくやられた。戻ろうとするとさっきの言葉通り主人公が消えていくという、前作と同じく泣かせるエンディング。これは感涙するプレーヤーも多そうだ。しかし最後の最後、世界を救った礼としてディアルガが消滅した主人公を蘇らせるというのはなんか納得いかん。ストーリー完結後も続きがあるための演出だろうが、このまま別れたまま終わりの方がよかったのでは。こんなの一昔前まではこれで「THE END」→リセットだったはず。
その後、ギルド卒業試験というのを受ける。進化する泉がどうたら言ってたのでクリアすれば進化が解禁されるはず。大魔王がどうたら脅されたが、なんか別にいなさそうなのでこれまた突破。待っていたのはギルドメンバー、またの名を大魔王とその子分。さすがに大魔王は中々強いが、子分含めとっとと片付ける。これで進化が解禁になったが、主人公とパートナーは何故か出来なかった。どっちにしろ今作は2体とも進化させるつもりはない。ついでに卒業ということでセーブポイントがギルドからタウンの端っこにあるパートナーの住み処に変わったが、依頼掲示板を見るためには従来通りギルドに入らなければならず、余計に面倒な気がしないこともない。
まあそんなこんなでクリアしたのはした。大体回数は70回くらいで、時間は24時間40分、主人公のレベルは47。ストーリー的には前作よりもかなりスケールが大きくなっていたのは評価できる。顔グラフィックなど、前作からそのまま引き継いだシステムも良いが、やはり友達エリアの廃止、タウンの中心から遠いセーブポイント、長いセーブ時間、円滑に進まない一日の始まりと終わり、同種はまとめて表示されない倉庫など、前作から劣化した点も多い。このあたりは次作での改善が望まれる。とりあえずストーリー的には終わりだがまだまだゲーム自体は終わらないのでもうしばらくやってみる。