運転免許教習・その8

遂にやってきた仮免許試験。先に技能を行い、合格者は適性検査の後学科試験に移る。技能に合格しないと学科を受けることすらできない。先に山ほどの罰則規定ばかりで半ば脅しともとれるルール説明を聞かされ、勝手に振り分けられたグループごとに試験を行う。試験は後部席に次の受験生が座り、その他は発着点で待機する。試験中止になるほどの重度な過失運転、100点からの減点が70を超えると即終了。実際、自分と同じグループにいた別の受験生はかなり早く戻ってきた。
そして自分の番。一通り自分なりにやってみた。自己採点すれば大体75〜80点、点数的には一応合格らしいがかなりひどく、あまり公道で走れるレベルではないとのこと。実際自分もあまり走りたくない。そしてそれ以前に応対をはっきりしろとおっさんに言われた。基本一々声を出して返事するのは気が散る&面倒なので頷くだけなのだが、これではいけないらしい。めんどくせえ。
次に適性検査、もとい視力検査。いつものようにギリギリで通過する。遺伝性で矯正でも極端に視力が悪いためここで落とされることもあり得なくない。
いよいよお楽しみの学科試験。30分、オール○×問を45/50問で合格。落としてしまえば2000円払って再試験と、またまた金が絡んでくる。まさに死と隣り合わせ。しかし、いざ始めてみると問題の容易さに拍子抜けする。学科で学んだ範囲とか以前に何か常識力を問う問題が多い。大量はだめだがちょっとくらい酒が入っていれば運転してもいい、普通AT免許でMTが運転できる、どう見てもどこにでもある歩行者横断禁止の標識なのに説明は車両横断禁止、ちょっとばかしの運転なら免許証は携帯しないでいい、こんなの別に常識の範疇だと思うが。結局その場にいた10人ほどの受験生は自分も含め全員合格、奇跡の一発合格を成し遂げてしまった。その後アンケートに答える。教え方とかはどうだと聞かれたので態度が若干軽率と書いておいた。学校の体育教師みたいなのばっかりで困る。送迎バスも普通と書いたが乱暴にしておけばよかった。あんなんトラックと同じ感覚で運転しとるから人乗せてるという意識がないんやろな。あとこれも書いてなかったが日祝運休というのはどうなのだろうか。普通は減便程度だと思うのだが。
しかし、合格したはしたでも結局金がかかる。仮免許証の交付にまた3000円程度取られるのだ。今後の予定も受け取るも、学科はほぼ今月中に終わるのに技能は3分の1しか終えられない。学科の受講から試験まで日があれば結構忘れるのでかなり危ない。来月からは学校がある上に学校から教習所までは1時間ほどかかるため、かなり時間が制約される。サークルに入ってないのと毎週平日の休みがあるのが不幸中の幸いか。