輝望の刻

先行稼働期間を終え、本日から旧筐体・コナステでもリリース。HG筐体のみだった先行稼働期間は、かなり導入地域に偏りがあり、無い地方には全く無い。それでいて先行期間限定のキャンペーンをやたら打ち、それが2ヶ月近くも続いたので顰蹙を買った。HG筐体は予想通り料金設定不可*1に加え、予習も設定変更不可。HGプレミアムプレーは1回で相当稼げるが、非常に景気が悪いこのご時世に1回200円以上。プレミアム限定で常に答えが出てきたり、BGMを変えたり、プレー中の充電も出来るが、個人的にはどれも魅力を感じない。答えなんてすぐ忘れるし、BGMは初期段階だと他のコナミタイトルが多く、どれも知らない。運営の姿勢も癪に障るものがあったので、先行稼働期間はボイコット。残っていた旧作も既に引継ぎ準備が完了し、またQメダルやマジカの調整はしたくなかったので一切やらず。


この期間中、設置店では最大のシェアだったラウンドワンが全店舗からの撤去を表明し、事実上の撤退。それまでの全国の設置店の2割に当たる約100店舗、筐体にして数百台分が一気に失われたことになる。かつて、新作移行時にアップデートせず、そのままオフライン化という形で、一定時期にまとまって減ったことはあったが、一度にこれだけの数を減らしたのは初。昨年末、国内最大のQMA設置店だったウェアハウス川崎店の閉店の際も、筐体数では一度に24台というかなりの数が減ったが、これを大きく上回る。
これにより沖縄は島根以来の県内設置店0、更に元から1店の島根に加え、山梨宮崎の計3県が県内設置1店舗のみと大きく縮小。県庁所在地クラスでも1~2店のみの市や、地域から設置店が無くなったことで、県内にはあるものの数十キロ先まで行かないと無いケースが続発。一時期積極的に各地で大会を行っていたラウンドワンから見放されたという重い現実を、プレーヤー・運営ともに受け止めなければならなくなった。一方、HG筐体導入店の中には、割と一定数の初設置や復活設置の店舗が見られる。これもある意味新しい日常か?


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ようやく引き継げたが、やはりというか新作感が殆どない。BGMこそ変わったが、モードセレクト画面なんて背景が夜になっただけ。ストーリー展開も無し。協力プレーの新モードは、肌に合わないので一切手をつけない予定。だがスタンプキャンペーンがあるので、もしやるのならしばらくは、意外と稼げるトーナメントのチュートリアルで糊口を凌ぐ。
細かいところでは、Qメダル交換所でリコードのページを参照した際に数秒固まる現象が無くなっている。サブタイトルも、これまで2作連続でナンバリングのローマ文字が浮かび上がる仕掛けが入っていたが、これも無くなった。旧筐体での新作に関しては従来通りで、HG筐体やHGプレミアムの各特典は付かないものの、割引や予習増加などの設定変更が可能。

*1:正確には設定出来るが、1回当たり100円単位でしか設定できないので事実上不可能