撮影写真より


だいぶずれたが、大阪市内の地下鉄あびこ駅松原市北部を結ぶコミバスの一種・日本城タクシー(日本城バス)。コミバスとしては古く20年以上も運行しているが、スルッとKANSAIにも加盟せず、大阪市内の路線バスの割にかなりマイナーな存在。
金がないのか、かなりコストを落としている場面がちらほら。方向幕はこの表示で固定され、次停留所表示はDVDプレイヤーを逆さにして天井に貼り付けたもの。データ自体もDVDのビデオで、操作はリモコン。同時に流れる車内音声は、どう聞いても社員が営業所の一室で吹き込んだもので、かなりチープ。
そしてバス停は、下のようにパイプで組んだ手作りのものが多い。松原側の起点であるこの天美北二丁目の場合、下にある酒の通い箱もバス停の一部。

更に謎なのが、このバスが最近になって廃車になり中古バスサイトで売られていること。まだ車齢10年以下で同社唯一のノンステップ、と廃車にするにはえらく早い&惜しい。代替の新車でも入ったのだろうか?