京都→名古屋間乗継ぎ(1・京都→草津)

またも長距離乗継ぎ。今回は以前国道1号線沿いの路線バスを追っていった影響で、途中までなるべく1号線に沿って乗り継いでみることにし、以前実行した大阪→名古屋間の乗継ぎルートと被る亀山以降は、なるべくそれと違うルートで行ってみた。

京都駅前(京都市下京区)→堀川五条(京都市下京区)
京都市バス28系統


最初は、京都駅のすぐ西にある堀川通り=国道1号線北へ。28系統以外にも、9系統・75系統が同じルートを通る。ものの5分程度で到着。

堀川五条(京都市下京区)→国道東野(京都市山科区)
京阪バス82系統


京都市街地〜山科・醍醐間の路線は、殆どが四条河原町三条京阪発着だが、この系統だけ四条大宮発着、更に復路の大宅行きは五条通りを経由。京都市内の国道発着点である烏丸五条を東に直進するのはこの系統のみ。
東山を越え、外環状線との交差点である東野で下車。この先の名神京都東ICで1号線のバス路線は途切れるので、ここで山科駅方面に乗り換え。

東野(京都市山科区)→山科駅(京都市山科区)
京阪バス22A系統


国道東野から東野へは徒歩数分。ここから山科駅へはすぐ近くで、メインは地下鉄。バスの系統も大量にあるので、適当に来たバスに乗車。

山科駅(京都市山科区)→大津京駅(大津市)
京阪バス47系統


かつては京都市内から競艇場信楽・水口への路線があった京都市大津市方面の直通路線だが、今や比叡山方面を除きこの1路線だけに。山科駅から西大津バイパスを経由して僅か十数分で大津京駅に着き、着いたと思ったらすぐ山科へ折り返す。普通にJRで行くよりも時間・運賃とも倍以上。

大津京駅(大津市)→石山駅(大津市)
京阪バス16系統


大津京浜大津石山駅は、以前まで近江鉄道と共同で1号線経由・湖岸道路経由の2種類があった。だが、減便&浜大津発着が徐々に多くなり、今や大津京発着路線自体がさきほどの山科行きとこの石山行き、そして近江鉄道運行の浜大津行き(平日のみ)と比叡平行きの4つだけに。
この路線は2つのうち1号線を経由。大津京浜大津京阪バスだけだが、浜大津〜石山では近江鉄道も加わる。石山の手前から渋滞しかけるが、詰まる前に1号線を外れてそのまま石山駅着。この先の瀬田川大橋が毎日2kmは渋滞している影響。

石山駅(大津市)→瀬田駅(大津市)
近江鉄道神領団地線


両駅間を、文字通り神領団地経由で結ぶ。立命館方面は瀬田駅で乗り換えとバス停に書いてあるが、JRだと5分足らずで着く石山〜瀬田間に果たしてわざわざバスを使って乗り換える人がいるかどうか。やってきたバスは今や珍しくなった非中古の富士重工6E。方向幕の経由地が消しまくりでスカスカなのが悲しい。
石山から東へ行く路線は、全て瀬田川大橋を避けるかのように南の瀬田唐橋を渡る。だがここも、同じように渋滞を避けてきた車と京阪の踏切の影響でよく詰まる。

瀬田駅(大津市)→立命館大学(草津市)
近江鉄道瀬田飛島線


瀬田から立命館を経由して青山五丁目へ向かう路線。行き先表示に飛島グリーンヒルとあるが、実はそんな名前の停留所は存在せず、そもそも飛島と入る停留所自体が一つもない。立命館発着路線の大半は草津南草津を結んでいるので、龍大行きの帝産バスが多い瀬田では少々地味。
この路線も駅からしばらく1号線を通るが、「狼川」で突然川沿いの狭い道を曲がる。そのまま裏道を走っているといつの間にかパナソニックの工場、そして立命館が見えてくる。
この路線と下の草津立命線など、立命館周辺の路線は近江鉄道ICカードが使える。異常にプレミア率が高いお得なカードだが、元々立命館の学生・教員・職員用のため、例えカードリーダー搭載車両が非対応路線(浜大津〜石山・石山〜瀬田など)に充当されてもカードは使えない。

立命館大学(草津市)→草津駅東口(草津市)
近江鉄道草津立命


ドル箱路線のため、1時間に1便以下の路線が多い近江鉄道の中でも珍しく1時間に2便以上運行。やはり例によって1号線を経由するが、それも大部分はバイパス区間(京滋バイパス)を通る。
バス乗り場の手前で時間調整しているバスが来るかと思いきや、時間になっても中々こっちに来ない。しばらくして1台の草津立命館行きのバスがやってきて客を降ろし、そのまま草津行きに行き先を変えてこちらにやってきた。渋滞で遅れたと謝っていたが、あとで路線時刻表を見てみると、立命館での折り返し時間が1分もない超過密ダイヤ。そもそも何故立命館で一旦路線打ち切りにしないのかとつくづく思った。