DS版DQ5・その1

ようやく登場。当初は春発売だったのに伝家の宝刀・発売延期でこの時期に。
基本プラットフォームはDS版4と全く同じ。なのでPS2版よりかなり劣化し、SFC版よりかは高品質。オープニングの序曲のみオーケストラであとは電子音というのもDS版4と全く同じ。全曲がオーケストラだったPS2版と比べると目も当てられない。各種演出もPS2版よりも劣るが、まあがんばった方。気になるといえば戦闘開始時に若干ラグがあるところくらい。
これを含め、最近のDSソフトには「任天堂の許諾がない装置では動かない」との警告が入ってる。氾濫するマジコンやエミュに業を煮やしたのか、本ソフトにはこれらでやると最初の船以降進行しなくなるという、恐ろしいプログラムが仕組まれている。


とりあえず名前はおなじみの「トンヌラ」。SFC版なら、最初の命名時にパパスが「サトチー」と返してくれるが、これはPS2版同様「アベル」。なんか面白くない。
続いて船、適当にアイテムを漁り、下船時に未来の嫁候補たちにも挨拶。しかし、まさかあのデボラがあんなポジショニングだったとは…たまげたなあ。降りてすぐはいつものお約束、スライム×3との対戦。SFC版はここで全滅するとバグったりもしたが、これはどうなんだろう。ここからサンタローズまでに戦闘に遭えば、敵が少し強いため確実にレベルが上がるチャンス。
サンタローズの洞窟はさっさとクリアし、とっととアルカパのお化け退治へ。妙にレベルが上がりやすいのは気のせいだろうか…金を貯めていると成長が早い。そしてSFG版と全然構造が違うレヌール城で迷う。危うく動く石像を取りこぼすところだった。何しろPS2版の記憶が全然ない。
お化け退治も終わり、命名候補がPS2版より増えたベビーパンサーを仲間にし、サンタローズに戻る。ビアンカの装備品が全部袋に入っていたことに、改めてパーティを抜けた感を思い知らされる。次の妖精の国ではベラが代わりに入るものの、PS2版から戦闘中の命令ができなくなり、一気に使いづらくなった。ベビーパンサーも賢さが低いのであまり命令を聞かず、やたらと防御しまくるのでこれも使えない。何とか耐えてクリアし、サンタローズに帰還。次のラインハットへの出発を以て、サンタローズは滅亡してしまう。
ラインハットへの関所では、パパスの間違って階段を降りるシーンが相変わらず残ってた。あれは配置が単純なSFC版でだからこそ活かされたもので、PS2版やDS版ではなんかわざとにしか見えない。ラインハットでは、適当に王子と戯れて誘拐させる。あとは高い防具を揃えるために修行し、装備も完璧になったところでようやく王子救出作戦開始。
幼年時代の最終目的地・古代の遺跡へ。パンサーは相変わらず防御ばかりで全然だめ。奥でパパスと合流し、ヘンリー王子救出→ゲマとの負け戦へ。今作もレベル99くらいまで上げれば倒せるのかどうかは不透明。そして最後は、すっかりおなじみの「ぬわーーーーっっ!!」で締め。ここまで所要時間3時間強、レベル14。


大人になれば仲間に出来る仲間モンスターも、PS2版よりまた種類が増えたらしい。たまにはスライムナイトを敢えて入れないプレイもやってみたい。これがいるかいないかでその後の難易度が一気に変わる。