鉄道と高速バスの比較・大阪〜長野間

長野市が長野県のどの位置にあるか分かる人は意外といない。実際はかなり北の方にあるため、所要時間がけっこうかかる。

特急「(ワイドビュー)しなの」上り4時間50分/下り5時間14分・9970円

特急しなのは、本来長野〜名古屋間だが、1往復だけ大阪発着となる。上りが大阪8時58分発、長野着が13時48分。下りがその2分後の13時50分発で、大阪着が19時4分。途中、東海道本線中央本線篠ノ井線信越本線を経由し、名古屋のほかに中津川・塩尻・松本などに停車する。
大阪発着は1日1往復だけだが、名古屋からは1日12往復ある。新幹線を使って名古屋からしなのに乗って向かえば、少々きついが日帰りも可。所要時間も4時間半以内に抑えられる。但し運賃は最低でも1000円高くなる。

高速バス「アルペン長野号」昼便6時間10分/夜便9時間・6700円

阪急バスと川中島バスによる梅田〜長野駅間の路線。昼便が梅田13時、長野13時30分発で、それぞれ長野に19時40分、梅田に20時に到着する。夜便は梅田21時50分発、長野22時30分発で、それぞれ長野に6時45分、梅田に7時に到着する。昼夜とも運賃は同じで、車両もどちらも独立3列シート。

在来線(中央本線篠ノ井線信越本線経由)8時間10〜20分・7140円

在来線ではなかなかきついこの区間。特急や新幹線利用より3000〜4000円安い運賃は魅力的だが、乗り継ぎも4回以上強いられるのであまりおすすめしない。