今日はバレンタインだが、そのバレンタインデーに起こった惨劇。あれからもう一年…。
当時17歳だったこの事件の犯人は広汎性発達障害、要するに高機能自閉症やアスペルガー症候群等の類の障害がある。中学の途中から引きこもり、それでいて通信制高校に入った15歳で大検合格、というとんでもない頭脳を持つ。こういう異常な程に頭脳明晰なのも広汎性発達障害の特徴の一つ。
広汎性発達障害は一見ただの変わり者でとても障害には見えないだが、それがために障害とは知らずに苦しんでいる人も数多く存在する。診断されたとしても障害としては軽すぎる為に手帳の交付が受けられない*1、その上発症率が高い(全ての発達障害を合わせれば約数％)という非常に厄介な障害。それ故このような事件を起こしかねない。
でも頼むからもう悲惨な事件を起こさないでくれ。これでまた起こってしまうと、ますます「犯罪者(人殺し)予備軍」という認識が定着してしまう。「何か犯罪を犯してみたかった」とかいう理由ならバレンタインのチョコレートを万引きとか大阪でおばはんひったくりとかにしてくれ。とにかく殺人はやってはいけない。
