市バス新車

実際に乗ってみた。
まず液晶画面になった次停留所表示機。従来の電光式に比べて縦が何倍も大きくなっている上にカラー表示*1なので、非常に見やすくなっている。多区間車の場合、運賃表が画面に一緒に表示されるので、今までのように停留所表示機と運賃表示機を別々に装着するという手間も省け、コストも削減できる。
又、停留所表示機の変更に伴って車内放送の声も変更になっている。どことなくどこかの系統の8トラ音声と声が似ていて、まるで今年でその殆どが廃車になる8トラ車の代わりにするかのよう。更に降車ボタンも小型化されている。

欠点といえば、車内放送中にしか次停留所が表示されないということ。車内放送が終わると、「○系統○行き 運賃220円…」という表示に切り替わり、以降そのまま。これは観光客の為にも、次年度以降改善の余地がある。
もう一つ、従来車内放送中に降車ボタンを押すと、一通り放送が終わってから「次停まります。ご乗車ありがとうございます」と流れていたものが、押した直後に同様の音声が流れるようになった。次停留所の案内放送と被ってややこしいので、ここも改良するか、車内放送後に降車ボタンを押す様促すなどの対処をする方がいいと思う。

その車両。この「203系統」は昔から日野車で運行されていて、こうたまに日野以外の車両が運用に就くと違和感ありまくり。でもドア側前ウインカーの下についてる旗立てはいつ使うんだろう?少なくともここ数年市バスが何らかの旗を立ててるのは見たことがない。

*1:但し背景は黒い