有田鉄道の鉄道線の金屋口駅の駅名標と運賃表。20年前に廃線になったものの、駅周辺の区間は車両ごとそのまま残されている。
運賃表は昭和61年改正のもの。そこから廃線まで20年ほど不変だったことが分かる。運賃の範囲は紀勢線の和歌山市~新宮と阪和線・大阪環状線・和歌山線。芳養と朝来は何故か空欄。
国鉄時代らしい長距離の連絡切符の欄もあり、岡山・広島・下関・京都・名古屋市内・横浜市内・都内。いずれも空欄になっており、民営化以降に廃止になったものと思われる。
自社線は何故かこの金屋口の運賃も0円として載っている。入場券的なもの?