撮影写真より


名鉄バスエアロミディ。一見普通だが、他のエアロミディと比べると…。

サイド下部の赤ラインが太い、下の写真では隠れているがフロント部分の「∧」模様が塗りつぶされてただの三角になっている、本来は黒いはずの前ドア上部・写っていないが運転席上部・ヘッドライト周りが白い、そもそも赤のトーンが少し薄い、とえらく異なる。上の写真の9901号車は以前事故を起こし、その修復の際にこのように異なる塗装をされたらしい。
外装以外でも特徴があり、下の車両の同型車(KK-MK25HJ)は数十台導入され、愛知県西部に散らばる全ての営業所に配備された反面、それより古い上の車両の同型車(KC-MK219J)は僅か3台だけ導入。又、上の車両は車内もハイバックシートなど基幹バスに準じたグレードの高い内装で、同社中型車ではこの3台が導入されるまでの仕様。


このようなエラー塗装は他にも事例あり。

南海グループ和歌山バス。これも一見は何の変哲もないが、実はフロントとサイドの南海CIマークの配色が逆(赤は本来左側)。これが1台だけでなく同時に導入した数台とも全て逆。撮影したのは導入直後だが、現在でも修正されず逆のままらしい。親会社のマークすら分からないなんて…。