シーズン中のバス

現在京都は紅葉シーズンのため観光客がわんさかやって来る。車道歩道ともに混みまくり、駐車場は車道に長い列を作り、京都駅へ向かうバスは軒並み腹ン中がパンパンな状態。年間5000万人の観光客が訪れる観光都市に最も人がやってくる時期なので混みようは半端ではない。特に嵯峨嵐山は名所が多い割に車道が狭いためすぐ詰まってしまう。

そんなわけで嵐山周辺は、一部車道がこの時期のみ一方通行になっている。その関係で通常は嵐山から一方循環で錦林車庫に戻る、又は一部便は嵐山で入庫となる93系統は全便「嵯峨小学校前」で入庫となる。一時的な経路変更とはいえひと月、それも全便なので専用の幕まで用意されている。しかし日本語をそのままローマ字にした「Saga Syogakko Mae」という英文表記がださすぎる…。

今回も運行の東山シャトルバス。京都駅から五条坂を通り五条・烏丸経由で京都駅に戻る小規模な循環バス。いつもは幕部分に直接表示を貼った簡素なものだったが、今回から一部車両は専用の幕が装備されていた。ちなみにこんな臨時系統まで民間委託の対象になっている。

沿線に紅葉の名所高雄・栂ノ尾を控えるJRバス高雄京北線は今が書き入れ時。毎年色々な営業所から車両を借り入れ増発している。写真は滋賀県近江今津から数年前にもやってきた車で京都営業所には存在しない車種。ナンバーも付け替えられているが広告は現地のままなので見分けがつく。

京阪バスの観光車でたった1台だけ生き残っている旧ブルーリボン。観光には路線車よりもまだ少し古い車が少々残っている。今どき都市部の大手事業者でこれとセレガーラ両方が在籍するのは珍しい。