撮影写真より


既に廃止になった、西日本JRバスの夜行高速バス・びわこドリーム号の後部行先表示。前は行先だけ、側面はスクロールするのであまり問題ないが、後部は主要な経由地を全部書かないといけない。ただでさえ路線バスと違って狭いスペースなのに、この路線は経由地が多いため、かなりぎゅうぎゅう。草津八日市は結局書ききれずに省略し、池袋と大宮は前後で字の大きさが違うなど、無理矢理収める様はもはや職人芸。しかしドット絵職人の努力もむなしく、京都発着になってから数年で廃止になってしまった。

撮影写真より


岩手県交通、特に旧カラー名物のオンボロバス。さすがにもう今はかなり数は減っているだろうが、金がない+融雪剤の影響で、特に下半分が錆びすぎて穴が開くなどボロボロ。つぎはぎのような板金補修の跡・それも面倒なのか、明らかに塗装だけで済ませたような応急処置・ボディカラーがシルバーなのをいいことに、塗装すらせずシルバーの粘着テープで隠す始末。青のラインは、補修の上から塗りなおしている箇所もあれば、塗らずに放置している箇所もあり。
無論、旧カラーだけでなく、国際興業仕様の現行カラーもボロボロな車両は多いが、殆どが自社発注で岩手での使用期間が長い旧カラーの車両ほど錆びが目立つ。

撮影写真より


セレガの運転席(大阪バス)。これは中期タイプで、一部のメーターが電子化された。初期タイプは旧型から引き継いだ、大量のメーターが付いたいかにも大型車といったメーターだったが、ここではインフォメーションディスプレイが付き、車間距離や設定定速が表示される。タコメーターは適正回転範囲とレッドゾーンが光る。
現行の後期タイプは、ハンドルが4スポーク化+ステアリングスイッチ+日野マークのエンブレム化に変わり、インフォメーションディスプレイは更に大型化され、かなり乗用車ライクになった。9m車限定でシフトノブがダイヤルスイッチに変更となり、最早車っぽくすらない。尚、これ以外の部分は初期型以降変更はない。

撮影写真より


一時期の京成タウンバスのデイライトは、まるで自転車のライトかのような大型。一般的には青か白のLEDテープライト風で、現在のタウンバスのデイライトもLEDテープ。初期はヘッドライトの横に据え付けるようなタイプで、途中からこのようにフロントマスクの真ん中、かなり目立つ場所に取り付け。目立つ故に、バスコレなどのミニカーでもしっかり再現されている。同じデイライトは、京成グループの中では京成トランジットバスも同時期に使用していた。

撮影写真より


千代田区コミュニティバス・風ぐるま。区では地域福祉交通と呼んでいる。4ルート運行しているが、運行範囲は定住者がいる皇居から西側と北側に限られ、永田町周辺・日比谷周辺や東京駅には立ち寄らない。
日立自動車交通のポンチョショートで運行。ポンチョ特有のブラックアウト塗装が殆ど桜色で塗りつぶされており、何だか引き締まらない。ブラックアウト塗装に沿っているため浮いている通気口の分割ライン、縁取りが無く四角そのままの窓枠が他のポンチョでは見慣れない。日立自動車交通では他にも都内でポンチョを使ったコミュニティバスを運行しているが、いずれもブラックアウト部分をボディカラーで塗りつぶしている。今年度末でほぼ全滅するバス特は、コミュニティバスではそもそも非導入であるため、以前からIC相互利用のステッカーしか貼ってない。

地図より


愛知県北名古屋市にある日産ディーラー・日産プリンス名古屋 西春ロイヤル店。敷地内にはルノーのディーラー・ルノー西春ロイヤルもある。市の北部に西春徳重店があるので区別するためにこんな店名になっていると思われるが、では何がロイヤルなのか?
答えは店舗の建物。この2階にかつてロイヤルホストが入っていたため。ファミレスは通常1階は駐車場になっているが、ここの場合は日産・ロイヤルホスト+隣のサーティワンと共用の駐車場が店舗の裏にあるため、1階が自動車ディーラー・2階がファミレスという、珍しい店舗形態となった。整備ピットは店舗から離れた場所にある。
肝心のロイヤルホストは、16年までにステーキとサラダバー中心の別形態・カウボーイ家族に転換。しかし19年から大量閉店が始まり、この店も閉店。ほぼ同時に名古屋市内にあった植田店も閉店し愛知から消滅。しばらく空室となっていたが、最近になってエニタイムフィットネスがオープン。でも日産の店舗は名残でロイヤル店のまま。