撮影写真より


(帝産湖南交通・草津市まめバス用)
ローザは'97年の現行型登場以来、前側は何度か変更されているものの、後ろ側はせいぜいナンバー灯の変更・ハイマウントランプの装備・ROSAエンブレムからFUSOロゴへの変更と、ごく小規模な改良に留まった。'21年の改良の際にようやく大きな変更が入り、ブレーキランプとウインカーがLEDに変更され、更におしゃれなメッキのベゼル(枠)まで付いた。豪華さが求められる貸切仕様から質素な路線バス仕様・幼稚園バス仕様まで全グレード標準装備。
LEDのブレーキランプは他の路線バスでも標準装備になっているため特に珍しくもないが、ウインカーのLED化は国産バスでは初。乗用車でもサイドミラー内蔵タイプ以外ではまだそんなにLEDウインカーが多くない中での採用。無論それは日本車の話であり、輸入車はとっくに灯火類の全面LED化なんて当たり前。それはバスでも同様であり、EVの中国車であっても各車当然のように最初からLED化がされており、日本車との格の違いを見せつけられる。