撮影写真より


福島交通大槻営業所の廃車置き場。この当時、数か月前の台風で郡山営業所が丸ごと水没し、大量のバスが廃車になっていた。これはごく一部に過ぎない。貸切・高速車ばかりだが、その中でも大半がエアロエース。エアコンがサブエンジンの初期型ならまだしも、エンジン直結式に変わった近年式車が多い。車両が不足したため、急遽都営バスや同じみちのりグループ各社から色も変えないままバスをかき集めていた。
手前には現行エルガミオまでいる。フロントガラスにナンバーが書かれた紙が貼ってあり、エルガミオは7074=郡山210あ7074号車は、水没する僅か2か月前の納車。まだ新車の匂いがするうちに廃車になってしまう悲劇。既にバンパーとヘッドライトのベゼルが無くなっていた。