撮影写真より


この10月から富士急行直営のバス事業を分社した富士急モビリティ(FujiQモビリティ名義)。この分社で富士急行のバスは全エリアで分社が完了し、本体はバス事業から撤退。車体の富士急行表記は引き続きそのまま(他のバス事業子会社は一部を除き各社の社名表記)。
富士急グループの路線バスはほぼ営業所単位で分社されており、富士・富士宮エリアは富士急静岡バス、沼津・三島エリアは富士急シティバス、御殿場エリアは富士急モビリティ、河口湖・富士吉田エリアなど山梨県内は富士急バス(旧富士急山梨バス)、小田原・松田エリアは富士急湘南バス、都内・横浜エリアはフジエクスプレス。加えて貸切専門の富士急行観光もある。静岡県内と山梨県内の富士急バスは相互に路線網が繋がっている。
そこまで広くないエリアにこれだけ分社して効率がいいのだろうかとも思ってしまう。同じく大量に分社した東海バスは、今後を見据えて少し前に全て再び統合された。東海バスの場合は富士急よりも更に狭い範囲に固まっていたから統合も容易だったかもしれないが。