撮影写真より


和歌山バスのラッピングバス…なのだが、使われ方がちょっと違う。普通のラッピングバスといえば企業・団体の宣伝だが、この車は企業が支援する個人のPRに使われている。
描かれているのは、地元出身の若手レーサー・白石勇樹。中国のレースプログラムであるアジアンフォーミュラで好成績を収め、現在は電気自動車として復活する幻のスポーツカー「トミーカイラZZ」のテストドライバーを務める。その縁もあり、来年から開催予定のEVを用いたフォーミュラレース「フォーミュラE」に参戦したいという。
だが、モータースポーツはとにかく金がかかる。アジアンフォーミュラも資金不足で度々参戦を断念しており、今年も再度参戦するための募金をネット上で募っていた(サイト上の名目はフォーミュラEへの参戦資金目的のように見えるが、実際はそれより2ランク下のカテゴリーであるアジアンフォーミュラへの参戦資金。フォーミュラEはあくまでF1参戦を見据えた将来の目標にすぎない)。どうやら数日前に目標額までの資金集めに成功した模様。今後彼は再度アジアンフォーミュラに挑むことになる。