manaca

昨日より始まった名古屋のICカード、その限定版を手に入れるまでの記録。
加盟4社局により様々な場所で売られることとなった限定manaca。当然一番多いのは名駅で、3社局合わせて全2万枚のうち半分以上をここで売るのだが、人も多いのは目に見えている。次に多いのが名鉄・市営が発売した金山だが、こちらも明け方前から混雑すると思われていた。その予想通り、ニュースによると金山の先頭は4時から待っていたという盛況ぶり。
そこで今回は、敢えてそこまで人が多くなさそう・割と都心からも遠くないということで一宮を選んだ。一宮の割り当て枚数は600枚、1人5枚買うとしても最低120人の枠内に入れば手に入る。それでも油断はできないので、朝6時数分前に一宮に到着する名鉄須ヶ口発岐阜方面の始発に乗る。着いてすぐ行ってみると、近所の住民なのか始発が早い岐阜方面からの客なのか、既に70人強が並んでいたものの、120人に入れたのでこの時点で購入確定。6時15分の時点でもうパイを超えた150人、15分後には200人以上が並ぶようになり、やはり油断しなくて正解だった。発売後、一宮はその200人程度まで持ったそうだが、他会場と合わせて9時過ぎには全2万枚を売り切った。限定にしては微妙すぎるこんなデザインでも他の限定ICカード同様これだけ食いついたということは、やはり混雑の一因は転売ヤーの暗躍か?
2〜3月中のmanacaは多少ポイントが付きやすくなる設定だが、それでもユリカ・SFパノラマカードには遠く及ばない。カード廃止後のために今のうちにちょっとはmanacaを使ってみたものの、来年2月まではもうあまり使わずカードを集中的に使うつもり。万一使い切っても金券屋に行けばまだ買える。


この日の名古屋は午前中、特に朝は吹雪。市バスの新車も雪まみれになってしまったが、逆に中々見られない場面でもある。


市交は、manacaの他にもう一つ重要な事業として、1ヶ月半後に地下鉄桜通線延伸が控えており、現在工事は最終段階。下は開業と引き替えに全線廃止になる神宮13系統(野並車庫〜神宮東門)。22年度新車である現行のエルガミオとこの系統の組み合わせは1年程度しか見られない姿となった。野並営業所自体も支所に格下げし、名前も鳴子支所に変わる。