長浜大会

そしてその3人で長浜へ。入ってみると黒山の人だかりから異様な空気が漂う。どうやら参加受付に人が殺到しているらしい。第1部と第2部、どちらもこの時点で定員64人に対し50人ほど埋まっていた。第1部の方はポイント順で参加クイズを選ぶのでポイントも同時に記入するのだが、3桁はおろか2000ポイント以下もいない、CNも聞き覚えのあるような名ばかりがズラリと揃う状況。恐ろしくなったので第1部は参加を辞退、とりあえず第2部だけエントリーした。その第2部も最終的に自分含め88人という大人数がエントリー。
周りを見渡せばいかにもクイズヲタというメンツばかり。ご多分に漏れずメガネとデブだけで80%を超える。バスはヲタ級だがクイズに関してはド素人の自分はすっかりビビってしまった。しばらくしたらあの「キルリディア先生」も登場、ますます怖気づく。
そうこうしてるうちに第1部スタート。ノンジャンルの各形式+各ジャンルのランダム5で争い、1位は第2部で優遇処置がとられる。ちょっと覗いてみたが、皆さん強い強い。手の動きとかがなんつうか、テクい。テクすぎ。正直普通にやるより時間ロスになって無駄になるんちゃうんかな?中には1問しか落とさなかったような猛者もいた。前述
途中で各地からの遠征者からのお菓子の土産が。金が無い故に朝を抜いたので有難く食わせてもらった。中には聖護院八ッ橋みたいな地元中の地元のものもあった*1
14時過ぎから第2部へ移行。ここから88人総当りのトーナメント。0回戦だけでも第1部優勝者を除く72人が戦うという壮絶なもの。

しばらく待ったらいよいよ自分の番。初めての大会ということで物凄く緊張した挙句ホスト役よりも先に入ってしまった。進行に支障はなかったものの、この場をお借りしてご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。結局それもあって最初から最後まで焦りまくりで惜敗率40%という悪さで終了。自分何しに来たんだろ。
その後もとにかく暇なので、ダイパやったりラーメン食いに行ったり天神やヤフードームへ行ったりいた。キルリアン曰く20時くらいに終わるのだと。
で実際に20時過ぎ、ようやく終了。上位4名中2人が京都陣という顔ぶれ。京都人は強いのよ、私以外は。最後に実質参加賞となる、かなりよく出来た次回大会のビラを貰って解散。
ふと気づけば誰もいなくなり、時刻は8時20分。最早自分に残された手段はただ一つ、下にいる打ち上げ組を振り切り天神へダッシュ、21時5分発の大阪行き夜行バスに乗りこむことだけ。実際に天神に着いたのはギリギリの発車15分前。とっととジュースを買い込んでバスに乗り、何か非常に名残惜しいような気を残してそそくさと九州をあとにした。



これが会場での盗撮写真。不都合があれば削除致します。

注目のトーナメントはこのように後ろから大注目される。

顔出し部分がある為、なんか顔隠しになるようなもの(この場合、たまたま他の写真で写ってた「SUNQパス」のステッカー)で伏せさせてもらった。しっかし人多いわ。昨日は殆どいなかった&周りの他のゲームやってる人も殆どいないのに。




結局、自分にとってはわざわざ学校サボってまで遠征して参加したかいがあったというほどのものでもなかった。確かに大会参加という経験をさせて貰ったし、一流プレイヤーの方々の凄い戦いぶりも見せてもらったが、知名度・実力・プレイ経験・年齢*2、全てに於いて参加者の中での最低レベルの自分にはあまりにも早すぎたと思う。まともな成績も残せず、誰からも注目されず、殆ど誰とも会話せず、他人から見れば一体何しに来たのか分からんくらいに暇をもてあまし、肝心な時には要らんことだけはする、ただの独り者の近所のお子様にしか見えなかったと思う。責めて知名度をもっと上げて知り合いを作っておけばよかった。もう一度参加したいか、と尋ねられると、正直返答を躊躇う。まあもうないけど。他の地方の大会とかも、当初は行ってみたいとは思ったが、こんなに時間がかかるのなら少し考えさせてもらう。

*1:言ってしまえばこれの総本店と同じ京都市左京区聖護院在住。ちなみに八ッ橋は殆ど食ったことがない

*2:誰を見ても大学生や社会人以上にしか見えなかった。高校生って他におらんかったでしょ?