撮影写真より


普通の市バス。今回は被写体ではなく機材。
今回、初めて一眼を導入した。というのも、これまでコンデジを使い続ける最大の理由が、特に路上や駅前でバスを撮るのが恥ずかしいというものだった。運転手の中には撮られるのを嫌い、気づかれると抵抗してくることもあるので、さっと撮ってさっと隠すのが主な用途。だがよくよく考えると、それ以外の風景写真とかでは別にコンデジにこだわらなくてもいいと思うようになってきた。一番大きいのが、バスのイベントで周りが一眼ばかりなので気が引けるようになってきて、逆に恥ずかしく思うようになってきたこと。なので最低でもバスまつりまでに調達し、更にこの夏を利用し練習・習熟もしなければならなくなったので、このタイミングで調達した。
メーカーはシェアが高いキヤノンニコンに絞り、考慮した結果ニコンのD5500を選択。所謂エントリーモデルだが、一番下ではなくちょっと高めの位置。今非常に売れている一眼でもある。初の一眼でレンズも全く持っていないので、今回はダブルズームを選択。元々かなり小さめに作られているので、手にとっても想像以上に軽く扱いやすい。
実際に撮ってみる。当たり前だが、撮る際はカシャカシャ音が鳴るのだが、これが「ガチで写真を撮っている」感を実感させてくれて気持ちいい。画質も、コンデジなら拡大するとノイズが目立つのだが、こちらはエントリーモデル×キットレンズとはいえそこは一眼、拡大してもきれいでコンデジとは雲泥の差。流しも大体出来る。ただ、大きくなっただけにコンデジ以上にぶれやすくなったことと、ファインダーが今までのようなEVFじゃないので、ファインダーと写真に誤差が生じてくる。この写真だと、ファインダー下部にシャッター速度等のステータス表示が出ているので、それを考慮せず撮った結果下に隙間が出来た。画面を見ながら撮ればそんなことは無くなるが、一眼でそれをやると何だかもったいない且つかっこ悪い気がする。色合いも妙に薄い気がするので、大量にある設定項目から今後自分なりにセッティングしていく必要がある。
やはり結構難しいので、当初一眼に完全移行としていたが今後はコンデジ・一眼の併用でやっていきたい。ただコンデジは最近調子が悪く操作が鈍ったり写真が消えたりしているので、壊れた際は対処法を考える必要がある。買い換えも出来なくはないが、なるべくだったら今使っている機種の最新版が3月頃に出るまでそれまで待ちたい。一眼の方もあくまでエントリーモデルなので、いずれは中級機種に移行したい。