撮影写真より


またまた車内写真。こちらは京都市バスのうちほぼ最終期のツーステップバスである90年代後半の仕様。前半と比べホイールベース間のドア側座席は全て2列から横向きに変更、後ろドア横の座席前には目隠しのアクリル板設置、シート材質も以前のものから若干小型化した独自仕様、今では全国で当たり前の着色ガラスを用いたロールカーテンレスの低コスト仕様をいち早く採用、握り棒のスリム化も実施された。床の色も緑から赤に変わったが、約20年経つと既に真っ白に剥げてしまい、よく見ると横向きシートの前は丁度足元に当たる部分だけ剥げている。
モデル車両は日野+西工のナンバー6248、ノンステップのKVはそれなりにいるがHUはかなり数を減らし貴重になりつつある。西工はこのタイプで4メーカーとも導入され、いずれも車内はほぼ全く同じ。


追記:この6248は、当記事をアップした翌日に廃車となった。結果的に最末期の様子を捉えた貴重なショットとなってしまった。