水戸→東京間乗継ぎ

以前実践した区間だが、ここで取り上げるのをすっかり忘れていた。一応1日あれば踏破できる区間ではあるが、本当に丸一日かかり、且つ連絡が悪ければそれ以上かかる。

水戸駅(水戸市)→石岡駅(石岡市)
関東鉄道


水戸駅から南下、途中の茨城町から国道6号線に合流、そのまま6号線沿いに石岡駅に向かう。6号線合流前のルートも6号線の旧道だったりする。
通常でも通しに1時間以上かかる長距離路線だが、途中の渋滞と大量に乗り込んできた小学生などで結構遅れ1時間半もかかった。

石岡駅(石岡市)→土浦駅(土浦市)
関鉄グリーンバス


この区間は石岡地域の分離子会社である関鉄グリーンバスが担当。だがバスの外装も同じ、乗車券も共通で使えるということであまり別会社という感じはしない。
常磐線とほぼ並走しているため、片道1時間もかからない割に数時間に1便とあまり多くない。これもほぼ終始国道6号線経由で、土浦に近づくほど便数が多くなっていき、かすみがうら市との境ギリギリ手前にある中貫からは1時間に2〜3便と石岡発着便と比べて大幅に増加。

土浦駅(土浦市)→谷田部車庫(つくば市)
関東鉄道


本来は土浦〜水海道の路線で、次の路線との乗り換えポイントは「筑波学園病院」なのだが、1日数往復だけ次の路線の始発停留所であり「筑波学園病院」から一つ外れた谷田部車庫発着便があるため、たまたま来たこれを利用。
これも土浦駅を出てしばらくは6号線を通るが、途中で外れて354号線へ。以降6号線を通る路線バスは途切れ途切れになり、まともに繋がる路線は都内まで存在しない。終点の谷田部車庫には関鉄つくば中央営業所があり、大量のバスが留置されている。

谷田部車庫(つくば市)→取手駅西口(取手市)
関東鉄道


茨城県内最後の路線は、谷田部車庫からつくばみらい市を縦断し取手駅へ向かう長距離路線。距離の割に1時間に1便と便数自体はそこまで少なくない。
つくばみらい市内の沿線風景は、名前とは裏腹にどこまでも続く広大な田園が中心。どうやらここは首都圏有数の田舎な町らしい。

取手駅西口(取手市)→並塚(我孫子市)
徒歩(約8km)


6号線に架かる大利根橋を渡って利根川を越え千葉県入り。10年ほど前までは関鉄がここを渡って我孫子駅辺りまでの路線を運行していたらしいが、常磐線と完全並走のため現在は一切バス路線は存在しない。
橋から一番近いバス停は阪東バスの「南青山西」だが、数十分待たないとバスが来ず、そのバスの行き先でもある天王台駅もそんなに遠くないことから一気に天王台駅まで歩く。ここから更に東我孫子車庫を経由して並塚へ向かう予定だったが、やはり同様にバスの時間が合わない上にあまり遠くないため、結局天王台駅も越えて取手駅から並塚まで1時間以上もかけて一気に歩いた。

並塚(我孫子市)→柏駅東口(柏市)
阪東バス


この路線は何故か朝7時前〜午後までという中途半端に長い運休時間があるため、これに乗れないことを考慮し本来ならばここから手賀の杜NTまで阪東バス、そこから柏まで東武バスというどちらも便数が多いルートを組んでいたが、運良く柏駅行きが来たのでこれを利用。
今回は初めてとなる関鉄バス以外のバス。関鉄では紙の回数券を利用していたが、ここから東京まではPASMOSuicaなどのIC1枚だけで乗り通すことが出来る。

柏駅西口(柏市)→免許センター(流山市)
東武バス06系


柏駅からのバスは殆どが柏市内で完結する南北方面への路線ばかり。数少ない西方面の免許センター行きの路線に乗り、ギリギリ終点手前から流山市入り。
僅か十数分で終点の免許センター着。ここはその名の通りいわゆる免許試験場。ここから流山駅方面や、また柏駅から直接流山駅へ向かう路線もあるのだが、いずれも1日に数便しか運行されないため今回は利用出来ず。

免許センター(流山市)→南流山駅(流山市)
徒歩(約3km)


この区間を運行する東武バスの便が丁度出たところであり、そこまで距離も長くないことから、免許センターを横目に見つつまたまた歩き。
距離が長くないといっても3km以上あるため、大体40分近くかかった。だが免許センター〜南流山駅のバスは1時間に1便なので、それでも歩いた方が早い。

南流山駅(流山市)→松戸駅(松戸市)
京成バス松71系統


江戸川台駅松戸駅間の路線。柏駅からは柏の葉経由でこの路線に乗り継いだ方が便数も多く歩く必要は無かったが、免許センター経由よりも大幅に遠回りになる。
運行間隔は不規則で、基本は1時間に1便だが3時間ほど空く時間帯もある。南流山から松戸まではほぼ直線でまっすぐ南。

松戸駅(松戸市)→市川駅(市川市)
京成バス松11系統


松戸駅市川駅間は2種類の路線があるが、中でもこの松11系統は昼間でも7分間隔と地下鉄並に便数が多い。それでもなお立ち客がいたので、いかに利用客が多いのかが分かる。
便数に反してメインルートである松戸街道は道幅が終始狭め。松11系統は当然復路も7分間隔なので頻繁に離合が発生し中々すんなりとは進まない。

市川駅(市川市)→四つ木一丁目(葛飾区)
京成タウンバス新小52系統


市川駅新小岩駅間の路線。総武線各駅停車なら僅か2駅だが、この路線は小岩から奥戸・四つ木と大回りして新小岩に向かう。県境越えの路線だが20分間隔と比較的高頻度。
発車してすぐ江戸川を越えて東京入り。そのまま乗り通し、国道6号線にほど近い四つ木地区で下車。

四つ木一丁目(葛飾区)→四ツ木小学校前(葛飾区)
徒歩(約300m)


国道6号線沿いにある四ツ木小学校前バス停までは、バスはないもののごく至近距離。沿道が四ツ木商店街となっているが、かなり古くさい。

四ツ木小学校前(葛飾区)→浅草雷門(台東区)
都営バス草39系統


久しぶりの国道6号線のバス。例によって金町駅〜浅草寿町・上野松坂屋間のうち言問橋〜浅草寿町・上野松坂屋間を除く大半の区間国道6号線沿い。
次のバスの時間が迫っていたため、バスを降りたら雷門を横目にスカイツリーを見ながら東武浅草駅にダッシュ

東武浅草駅前(台東区)→東京駅八重洲口(中央区)
都営バス東42甲系統


今回ラストの路線。この路線自体は少ない時でも10分に1便とかなり多いのだが、東京駅行きの場合大半がだいぶ手前の東神田止まりとなり、東京駅には1時間に1〜2便しか向かわない。
高速バスで水戸〜東京だと2時間半、常磐線だと普通列車で2時間、スーパーひたちだと1時間半で行けるが、路線バス+徒歩だと丸12時間半かかった。