BW2・その12

殿堂入りすると行けるところが増えたが、急に野良トレーナーを倒すことを惜しむようになってしまった。全て倒してしまうと、四天王や一部の重要人物・行動に制約があるバトル系の施設以外だと、せいぜいライモンドームやロイヤルイッシュ、ブリーダー程度だけになってしまう。現にプラズマ団の下っ端あたりとはもう戦えない。
そんなことだから話を進めずにまたしても寄り道ばかりするようになり、まずは新作が追加されたポケウッドで全ての映画を撮りきることにした。後半になってくると、中にはこちらのレンタルのHPが1桁で止まるようなダメージをわざと受けないと成功しない映画がある。ダメージ乱数が固定なのでレンタルが受けるダメージは同じ条件下であれば毎回同じだが、急所やひるみはランダムなので当たったらまたやり直し。中でも最もひやひやしたのが「忘れえぬ記憶3」で、残りHP2から放った「ふぶき」が当たって撮影成功になったとき。この時のHPは偶然2で止まったもので、更に成功条件が「ふぶきで相手を倒す」というものであったためふぶき以外の選択肢がなかった。一応他のレンタルが覚えていた「あられ」で必中にはなったものの、時間がかかりすぎたため既にこの時は止んでおり、当たる保証はなかった。ここで外していればまた何度もやり直す羽目になっていた。
こうしてポケウッドはコンプリートし多くのメダルも獲得できたが、これはあくまで成功ルートがコンプリートしたということ。もう一つのカルトルートを撮影して取得できるメダル「カルトえいがスター」は、今まで撮った映画を今度はカルトでまた一から全て撮り直さなければ取得できない。カルトはレンタルだと絶対撮れない映画も多く、しかも中には共演者がやたらと高レベル(最高99)で、その上これを倒したり耐えたりするという映画もある。全てのカルトを揃えるとなると、こちらもそれぞれの映画に合ったタイプ・特性・レベル・わざを考慮したポケモンを用意しなければならず、しかもそれが30作分以上もあるので、相当骨が折れる。一応カルトの撮影後はファンから高値で売れるアイテムがかなり手に入るのでそれなりの見返りはあるものの。
バトルサブウェイも手を付けておく。あまりやりたくないが、ここも関係するメダルが多いので仕方ない。攻略のために、まず前作でこういうときのために厳選しておいた旧パーティを招聘、うちガブリアスに「げきりん」を覚えさせる。元々は遺伝技であるため、生まれる前から仕込んでおかないと覚えられなかったが、今作は「げきりん」が教え技になったため、かけらさえあれば楽に覚えさせることが出来るようになった。こうしてキーの実を持ったガブリアスは最大6ターン連続で暴れ回ることが出来るようになり、ノーマルトレインの2周目あたりまでは一部を除いた大半を一撃死させるなど最早敵なし。ダブルではバンギラスと組ませることにより砂嵐で特性「すながくれ」が発動、回避率が上がって更に強力に。おかげで最大の弱点である「れいとうビーム」をかわすことができた。但しマルチではそうはいかず、相方は攻撃重視にすると相変わらず「じしん」のオンパレード。例によって飛行タイプか特性「ふゆう」持ちでないと安心できない。アイテム「ふうせん」でもかわせるが心許ない。