BW2・その5

相変わらず全然話が進まないが、その進行速度の遅さが奏功し、ゾロアークバグのような重大なバグを事前に察知することに成功。ゲーム進行に関わる重篤なものだったため、先先進んでると危うく引っかかりそうだった。
ちょっと前にひょんな所で「なみのり」の秘伝マシンが手に入ったところが最高潮。すぐに覚えさせ、一から戻って今まで行けなかったところをくまなく調べて隠されたアイテムを次々ゲット。気分はDQで新しい鍵が手に入った直後、世界中の宝物庫を荒らしに行くのと似ている。尤も、ポケモンには武器や防具がないのでDQほど有用なアイテムはあまりなかったが。
例年のシリーズに比べライバルとの戦闘が少ない。いつだったかは、新しいところに入った時など事あるごとに奇襲を仕掛けてきたが、今回は序盤に2回程度あっただけ…と思っていた矢先、サザナミタウンで久しぶりに襲来。しかし手持ちがこの段階で未だ3体しかないのが人ごとながら不安。レベル40近くならば最低でも4体くらいは用意しておいた方がいいのでは。


そしてストーリーをほったらかして今度は何をしているのかというと…最近流行りのコイループ。ただひたすらコイルをGTSで交換するだけというもので、昔ダイパの頃にあったビーダルメールを彷彿とさせる。本来の目的はジョインアベニューの通行人稼ぎなのだが、これを利用することで通信交換回数を稼ぐこともでき、これに準じたメダルも取れるのでお得。交換の際は通常相手から受け取ったコイルをまたどこかに流すのだが、これをこちらが捕まえた野生のコイルにする場合、タチワキコンビナートでかなり捕まえる必要があるが、色んなところから受け取ったコイルでボックスを埋めることもできる。この埋めたボックスの数に関わるメダルもあるので、メダリストには見逃せない。
GTSではこちらがコイル希望に設定してコイルを預け、その間にレベル30以下のコイル希望に設定して相手を探す。預けたコイルはものの数分で交換できるのだが、こちらから探す場合が問題。このGTSが旧作から全然進化しておらず、相変わらず交換希望に伝説級のレベル1桁・レベル100といった無茶設定にする子供を排除できず今でも溢れかえっている。その中でもコイル同士で交換できるコイループは有り難いものだが、あまりに交換が頻繁に行われているために更新が追いつかず、選んでも既に交換されたとして弾かれることが多い。だからといって同じ条件で連続して検索することはできず(一度レベル等を違う設定にして検索し直す必要がある)、更に発売直後ということで通信エラーも頻発。Wi-Fiの接続し直しは頻繁に起こり、中には電源を入れ直せと画面が出て止まり、リセットしないと動かないといった場面もある。無茶設定以外にもこうした問題がゴロゴロ転がっているため、あまり快適に交換できるとはいえない。あまりに交換済みの相手がしょっちゅう出てくるので、そのうち交換済みの分を覚えてしまい見たことが無い相手が引っかかると即交換を申し込むようになった。
あとは12回交換するごとにジョインアベニューに行き、希望通りの店に案内するだけ。だが中には「あそこに行きたい」「私の行きたいところはどこでしょう」と無駄に行き先を隠す客もおり、これらは間違った店に案内するとそのまま帰ってしまいノーポイントになる上に、当てても大したポイントはない。なので敢えて案内せず、店を招待することにした。期間はまた同じように行き先を隠す客が現れるまでで、こうして行き先を言わない客が出てくるたびに撤退と出店を繰り返していく。この出店数も数に応じてメダルが貰えるので、これを繰り返して損はない。


尚、今現在GTSに預けられている全世界のポケモンは160万匹。種類別では4位と3位のゼクロム・レシラムが約6000、コイルと同じくループに使われている2位のフシデが25000と来て、1位のコイルは堂々の108万。GTSにいる全てのポケモンのうち実に3分の2がコイルということになる。ポケモンが650種近く存在することを考慮すると単独でこの数字は異常というレベルではない比率。コイルは交換希望数・預けられている数とも当然1位でランキングは当たり前のように三冠。