信濃町が国旗だらけでびっくりするルーマニア人

3連休と重なった祇園祭宵山。夜7時〜9時辺りの四条烏丸の混雑は予想よりも大したことはなかったが、それでも見渡す限りの人の山。そして裏通り、特に交差点になっている部分はその予想を遙かに超えた人混みで、交差点を挟んで100m程度移動するだけで10分もかかり、その間は四方八方からタックルでも受けたかのように押されまくるという、まさに地獄絵図。一度体験するともう近づきたくなくなるくらい。写真を撮ろうものなら、あまりに人が多すぎて被りまくり、立ち止まろうならすぐに後ろが渋滞、ととても満足に撮れるような環境ではなかった。
もう一つ相当な人出だったのが阪急烏丸駅の改札前。轟音のような音と共に、まるで増水した川かのように大量の人が改札目がけゆっくりと移動していた。もしここが洪水などで浸水すれば、人をほぼそのまま水に置き換えたような光景にでもなるのだろう、と思わせるほど。これの少し後、阪急の駅では滅多に起こらない入場制限がかかったという。
同日に仙台で行われた東北六魂祭も大変な混雑で、いくつかのイベントが中止された模様。これに関してはあまりにも突発的すぎてろくに準備もしてこなかったことで混乱を招いたとも言われているが、この盛況ぶりを見る限り、やはり日本人には誰しもに祭好きという魂胆があるということか。