大阪→名古屋間乗継ぎ(3・津→桑名)

津から四日市区間は亀山経由と白子経由の2種類があるが、白子経由は連絡する津駅〜太陽の街間の路線が1日2往復しかないためカット。他の乗継ぎサイトも多くは亀山経由で辿っている模様。

津駅(津市)→椋本(津市芸濃町)・三重交通52系統椋本線
約30分600円/三交バスカード使用可能路線


国道23号線と「伊勢別街道」に沿う路線。23号線の区間三重交通にしては珍しくほとんど運賃が上がらなく、伊勢別街道の宿場町でもある終点・椋本は今もその雰囲気が残る。津市と鉄道も国道もない旧芸濃町を結ぶ重要路線のため30分に1便と便数は多め。

椋本(津市芸濃町)→亀山駅前(亀山市)・三重交通55系統亀山椋本線
約20分360円/三交バスカード使用可能路線


比較的短距離な路線だが、2時間に1便しかないため乗継ぎには注意。椋本周辺を除き道もそんなに狭くもないが、終始小型バスのリエッセで運行。

亀山駅前(亀山市)→平田町駅(鈴鹿市)・三重交通30系統亀山みずほ台線
約35分560円/三交バスカード使用可能路線


亀山〜平田町の路線は2種類あり、一方の71系統は病院を2つ経由するため需要もあり、1時間に1便はバスが出る。逆に、今回乗車したもう一方の30系統は終始住宅地を通り抜けるため過疎感が否めない。ダイヤも小型バスが2〜3時間に1便出る程度で、実際三重交通はこの3月で廃止するつもりだったという。自治体の補助金で延命したものの、いつなくなるか予断を許さない状況。
尚、かつては亀山から長沢・椿大神社を経由して四日市に出ることもできたが、亀山〜長沢が3月いっぱいで廃止になったのでこれも不可能になった。

田町駅(鈴鹿市)→近鉄四日市(四日市市)・三重交通53系統四日市平田町線
約40分720円/三交バスカード使用可能路線


ホンダ・旭化成などの工場が並ぶ平田町から四日市へ抜ける。ほぼ全区間国道1号線を経由するため渋滞は必至で、このときも2車線区間での事故渋滞+1車線区間での自然渋滞に引っかかった。
ここから四日市営業所の管轄エリア。四日市駅周辺は津駅で多く見られたキュービックや7Eは全く見られずエルガとエルガミオばかり。但しその代わり中勢営業所では行われていたLED改造はされておらず、意外と方向幕車が多い。

近鉄四日市(四日市市)→山城駅前(四日市市)・三岐鉄道バス山之一色線
約40分520円/三交バスカード使用不可路線


次に乗るのは三岐鉄道のバス。三重交通とは全く系列が異なるため乗車券も共通化されていない。
こまめに住宅地を経由し、市北部にある自社鉄道線の山城駅へ。長距離の割に便数も少なくないが、一部ある四日市大学行きは駅まで行かないので注意。

山城駅前(四日市市)→伊坂台アクセス前(四日市市)・四日市市自主運行バス山城富洲原
約15分200円/三交バスカード使用不可路線


周りに家しかない山城駅から乗るのは三岐鉄道が担当する市の自主運行路線。全線乗り通すと50分かかる区間を1台だけで往復しているため1日5往復しかない。今回は東名阪道四日市JCTのすぐ下にある伊坂台までの乗車。

伊坂台アクセス前(四日市市)→西正和台(桑名市)・徒歩
約15分(1キロ)


伊坂台アクセス前バス停は八風バス伊坂台バス停に併設されているが、桑名駅への便は昼間までしか経由しないため、夕方以降は伊坂台への枝線の分かれ目地点である西正和台まで歩く必要がある。山道だがそんなに距離はない。

西正和台(桑名市)→桑名駅前(桑名市)・八風バス梅戸線
約20分350円/三交バスカード使用不可路線


(写真は桑名西高校行き)
ようやく八風バスに乗り桑名駅へ。バス1台1台がカラフルな八風バスは三交グループだが三交バスカードは使えない。車内放送も三重交通とは全く異なり、三重交通から塗装も変えずに払い下げられた中古もあるがあくまで別会社。
四日市でかなり時間を調整したため、津から桑名まで11時間かけた。まっすぐ行くなら長島まで行けないこともなかったが、リゾート地である長島温泉なんてとても泊まれる資金がない。