京都バス18系統(京都駅〜大原)


祇園交差点を通る18系統。祇園には京都バスの停留所がないため、観光地でもさっさと素通り。



京都駅と大原を結ぶ京都バスの路線は2つある。一つは四条河原町三条京阪出町柳を通る17系統で、長距離な割に30分間隔で運行する、京都バスでも屈指のドル箱路線。対するもう一つの路線がこの18系統、こちらも東大路通りを経由するため観光地が多いが、市バスの100・206系統とほぼ並走するため客が全てそっちに流れる。嘗てはそこそこの便数があったがどんどん減らされ、今や土日1往復にまで成り下がってしまった。並走区間は206系統に比べかなり停留所が少なく、さながら快速206系統といった感じ。


上の写真の背景でなんか違和感を感じた人はかなりの京都人。右手にある祇園会館の「祇園会館」とある部分にあった黒い看板がいつの間にかなくなっている。あれは嘗て祇園会館にあったディスコ「マハラジャ祇園」で、96年に店がなくなったあとも10年以上そのままだった。少なくとも07年末あたりまではその存在が確認されているが、詳細な時期や何故今更になって撤去したのかは不明。

時刻・停留所
土日祝に1往復のみ運行。赤字で記した免許維持区間は烏丸七条交差点から百万遍までで、この区間全てに於いて市バス206系統と並走。又、宝ヶ池〜修学院道間も、京都バスではこの系統以外には土日祝片道1便のみの出入庫路線が通るだけなので、ここも実質免許維持区間といえる。
京都駅 東山五条 東山三条 百万遍 銀閣寺道 一乗寺下り松町 宝ヶ池 八瀬駅 大原
11:05   11:17   11:23   11:29   11:33   11:39   11:43   11:49   12:04
大原 八瀬駅 宝ヶ池 一乗寺下り松町 銀閣寺道 百万遍 東山三条 東山五条 京都駅
13:10   13:25   13:30   13:34   13:42   13:46   13:52   13:58   14:11

100系統・206系統との停車停留所の比較がこちら、いかに18系統の停留所が少ないかが分かる。祇園に停まらないくせに東山安井に停まるのが少々謎。