姫路〜小豆島〜高松

8:00

姫路駅。少しでも安く抑えるため、三宮まで阪急で行き、そこから金券屋の自販機で切符を買ってJRに乗り換えるという手段を踏んだ。ただ切符を買ってたら時間が無くなってきたのでJRの駅まで猛ダッシュ、JRに乗り込んだときにはかなりヘトヘト。その上車内は混雑+エアコンOFFだったのでかなり蒸し暑く、疲労との相乗効果で相当な吐き気を催してきた。もう限界だと思って西明石あたりで降りようかと思ったらその西明石直前でエアコンON、何とか救われた。でもここまでやったから運賃を1300円に抑えることが出来た。
この姫路駅BTから姫路市営37(サーナ)系統で姫路港に向かう。その姫路市営、今年の新車にもハイバックシートを装備するなどの離れ業をやってのけるのだが、その代わりなのか意外にもバスカード類を導入していない。

市営バスサーナ系統。便数は1時間に3便と多め。

9:45

特に何もない姫路港より小豆島福田港行きフェリー出航。船内には特急についてるようなシートもあればレストランにあるような椅子もあり、カーペット敷きになってて寝られる箇所もある。売店もあるが、出航してしばらくしたら誰も利用しなくなった。店のオバハンも店番ほったらかしてどこかへ行ったりしてたので、多分誰も見てなかったら普通にパクれたかも。
展望デッキから周りを眺めてみると、人4〜5人くらいしか入れないほどの島があったり半分削り取られたような島があった。勿論人が住んでる島もあった。てか船内も船外もエンジン音でかなりうるさい。もっと静かだと思ってたのだが…。

11:30

これまた何もない福田港に入港。すぐに待機していた小豆島バス土庄港行きに乗り込む。車両がノンステップなのに車内音声は8トラという田舎仕様。
路線は前半は山道でアップダウンもカーブも激しく、停留所の間隔も長いため運賃の上がり方も半端じゃない。山道から普通の道に変わると、ここから運転手の本領発揮。急発進急停止は当たり前、インターロックも無視した停止前の開扉・加速後の閉扉、そして制限40キロの道を70キロで爆走。よく運転が荒いといわれる京都市バスでもここまで荒いのはそうそういない。態度はそんなに悪くなかったため、一体何があってそんな運転をしたんだろう?

12:30

小豆島最大級のターミナル、土庄港着。一緒に乗ってたオバハンもフラフラになってた。因みに福田〜土庄までは大人1150円。高松行きのフェリーまで時間があるので、周りを散策。

乗合車は日野で揃える小豆島バスの一般車両。近年まで大型ツーマン車がいたらしいが、現在はノンステップ含め中型車に統一されている。この車両はトップドアだが、前後扉+リアホイールカバー装着車なんてのもいる。ノンステップ車は真っ白で、大概ラッピングされている。

何か小さな川に見えるが、これこそが幅が10mしかない世界一狭い海峡、土渕海峡。小豆島本島と前島の間にある。逆に一番広い海峡は、カナダとグリーンランドとの間にあるデーヴィス海峡で、狭い位置でも340kmはある。尚、土庄は前島側にあり、正式には小豆島ではない。
ついでに本場のうどんも食う。やっぱ本物は違う、と思ってたらまた時間が無くなってきたので再びダッシュで港へ戻る。にしてもこんな静かな離島に住んでる人は色々大変だよな…。

13:53

高松行きフェリーが出航。外も中もさっき乗ったのとよく似ている。そんでやっぱりうるさい。

14:50

高松港着。ある程度撮影したらゲーセンへ。

高松市内に路線網を広げることでんバス。ツーステップの殆どはエアロミディで、ノンステップは後ろに写ってるレインボーHR9mが主流。大型車は名古屋市などの中古がごく僅かに在籍するのみ。

高松空港行きリムジンバス。なぜか使われるのはこんなボロばっかり。これを含む一般路線バスは琴電の鉄道線との共通ICカードIruCa」を使用できる。見たところ普及率は結構高い。

18:40

梅田行き高速バス(四国高速バス担当便)に乗車。これがまた良かった。これに比べたらコスト削減主義のJRバスなんて屁。