米原駅の近くにある団地にあるバス停だが、他と異なる色になっている上にトトロ仕様。この団地の裏山に、トトロの映画が封切りになった少し後にトトロに似た岩が見つかったことで、トトロの森なる、トトロの世界観を再現したようなオブジェが多数造られたという。ジブリに実際に許可を得たなる記事も出てくるが真相は分からない。現在は防災工事のためオブジェは殆ど無くなっている。
このバス停は見ての通り、時刻は平日の朝夕の計3便しかバスは来ない。米原駅から歩いて20分ほどの距離とはいえ、歩道がない国道8号線を通るか、少し山を登った先にある旧街道へ遠回りするかになり、不便なことに変わりない。
地図より
関西線の伊賀上野~島ヶ原間にある、「JR西日本と連帯意識の醸成をめざしてここに新駅を設置しましょう」なる、だいぶ古い看板。ここのすぐ北に、ユートピア高倉なる分譲住宅地があり、恐らくそこの需要を当て込んだと思われるが、少なくとも10年以上前から開発されているにもかかわらず、殆ど家が建っておらずあまりにもスカスカ。国土地理院の地図には堂々と「宅地造成中」と書かれている。付近にはコンビニもろくになく、生活するにしてはかなり不便な場所。
関西線亀山~加茂間は乗客が少なく、JRが暗に最悪の場合の廃線もチラつかせているくらいの赤字区間であり、その上こんなに何もない区間に新駅なんて、付近の定住人口や就業就学人口が急増でもしない限りあり得ない話。
撮影写真より
加賀市の観光周遊バス・キャンバスのうち海まわり線は、加賀温泉駅の一つ隣が駅の向かいにある加賀市医療センター、ようは病院。一つ隣といっても、わざわざ病院の出入口付近までロータリーを進む。キャンバスの時刻表上の停留所は全てナンバリングが振られているが、医療センターについては無番扱いとなっており、その意味でも異彩を放つ。
病院なんて寄られても観光客には無縁だが、キャンバスは地元民の足としても活用されている故の経路であり、通常は専用の1日券・2日券でしか乗れないが、海まわり線を含む一部路線では1乗車ごとに使える回数券の設定がある。医療センター以外の停留所も設定されており、「時刻表停留所以外の地域バス停にも停車する場合がある」という注意書きがある。