さくらが丘(湖国バス)


米原駅の近くにある団地にあるバス停だが、他と異なる色になっている上にトトロ仕様。この団地の裏山に、トトロの映画が封切りになった少し後にトトロに似た岩が見つかったことで、トトロの森なる、トトロの世界観を再現したようなオブジェが多数造られたという。ジブリに実際に許可を得たなる記事も出てくるが真相は分からない。現在は防災工事のためオブジェは殆ど無くなっている。
このバス停は見ての通り、時刻は平日の朝夕の計3便しかバスは来ない。米原駅から歩いて20分ほどの距離とはいえ、歩道がない国道8号線を通るか、少し山を登った先にある旧街道へ遠回りするかになり、不便なことに変わりない。

地図より


前にも書いたことがある岐阜県瑞穂市・プラント6瑞穂店を別視点から。
ここの駐車場のうち、西側は一部の区画を除いて線が無い。どうやら過剰投資だったようで、駐車場として使われているのは実線がある右上の部分のみ。この部分だけは線を引き直したが、他の部分はそのまま放置されており、線を消したように見えるが劣化で自然に消えた模様。
右下にも車がいるが、ここは一応駐車場ではあるものの、テナント募集中の看板が立っており、借主が現れればいつでも何かを建てられるようにはなっている。ここ以外で線が無い区画は全て閉鎖されている。

地図より


この不自然な空き地は名神高速桜井PA跡で、'97~'98年まで存在したが、拡幅のためPA機能は10km北の桂川PAに移設された。PAの取り付け道路やPA敷地の一部は拡幅用地に転用され、特に下り大阪方面は土台まで破壊されて側道が作られたため、当時の面影は一切残っていない。
上り京都方面も大部分は拡幅用地となったが、下りより敷地が広いため余った土地は多用途の空き地にされた。


左ルートの途中にある門が空き地への出入口だが、荒れ果てており長い間使われていないように見える。

地図より


関西線の伊賀上野~島ヶ原間にある、「JR西日本と連帯意識の醸成をめざしてここに新駅を設置しましょう」なる、だいぶ古い看板。ここのすぐ北に、ユートピア高倉なる分譲住宅地があり、恐らくそこの需要を当て込んだと思われるが、少なくとも10年以上前から開発されているにもかかわらず、殆ど家が建っておらずあまりにもスカスカ。国土地理院の地図には堂々と「宅地造成中」と書かれている。付近にはコンビニもろくになく、生活するにしてはかなり不便な場所。
関西線亀山~加茂間は乗客が少なく、JRが暗に最悪の場合の廃線もチラつかせているくらいの赤字区間であり、その上こんなに何もない区間に新駅なんて、付近の定住人口や就業就学人口が急増でもしない限りあり得ない話。

地図より


飛騨川沿いの国道41号線にある、思いっきりそのままな「いい景色」なるポイント。ちょっとした駐車帯になっている。


実際の景色はというと、確かにいい感じ。ここは下原ダムのダム湖であり、湖面に山がくっきり。対岸にあるのは41号線と長く並走する高山線で、こちらはこちらで湖面スレスレの高さに作られた橋を渡る。

撮影写真より


加賀市の観光周遊バス・キャンバスのうち海まわり線は、加賀温泉駅の一つ隣が駅の向かいにある加賀市医療センター、ようは病院。一つ隣といっても、わざわざ病院の出入口付近までロータリーを進む。キャンバスの時刻表上の停留所は全てナンバリングが振られているが、医療センターについては無番扱いとなっており、その意味でも異彩を放つ。
病院なんて寄られても観光客には無縁だが、キャンバスは地元民の足としても活用されている故の経路であり、通常は専用の1日券・2日券でしか乗れないが、海まわり線を含む一部路線では1乗車ごとに使える回数券の設定がある。医療センター以外の停留所も設定されており、「時刻表停留所以外の地域バス停にも停車する場合がある」という注意書きがある。

撮影写真より


近年の名鉄バスの近距離高速バスは、貸切との兼用のためか貸切カラーでの導入となり、以前と同様ふそうをメインにしつつ日野も並行導入(3909/2TG-RU1ASDA)。標準装備のリアスポイラーが無い廉価仕様の上に、バックカメラに囲いの箱(ハウジング)が付いているため相変わらずかっこ悪い。鉄ホイールがアルミホイールに代わっただけ以前よりましか。