撮影写真より


くしろバスのラッピング車。いすゞのディーラー・東北海道いすゞ。妙に紙のイラストが多いのは、釧路が製紙工場の多い街だから。
車のディーラーが広告主のラッピングの場合、乗用車だと特にメーカーは関係ないようだが、トラック・バス四大メーカーのディーラーの場合、さすがにいすゞのバスにふそうのディーラーのラッピング、みたいなのはまずいからか、どこもディーラーと同じメーカーのバスに施工される。ラッピングではない普通の広告枠でも同様。

撮影写真より


産交バスの人吉周遊バス「じゅぐりっと号」。人吉IC~人吉駅間の片道10分ちょっとという短い区間を往復。観光用途は当然ながら、平日は病院を経由する生活用途も兼ねていた。一度廃止になったが、1年ほど経って違う経路で復活するという経緯があった。
車両は和歌山・大十バス中古のローザのボンネットバス。シビリアンのボンネットバス共々一時期はそこそこ各地域で見られたが、生産期間が限られているため今は中々見られなくなってしまった。特にコミュニティバス用途で使われているのは白河市など既に僅か。本来は人吉から出ないはずなのだが、この時はイベントのため遠く離れた熊本市内までやってきていた。
しかし、この豪雨で人吉営業所もろとも水没。九州産交では営業所のバス全車を廃車する意向なので、レア車両ではあったがこのバスも運命を共にすると思われる。

撮影写真より


JR奈良駅に停車するJRバスドリーム号。民営化直後にドリーム奈良号として乗り入れを開始し、青春便の黎明期に青春ドリーム京都・奈良号として2便目が乗り入れ開始。現在もプレミアムと青春の2便体制で、どちらも当初から京都経由。奈良~京都間は高速道路経由で、一時期王寺発着や京田辺経由になっていた頃もあった。
ライバルである奈良交通のやまと号奈良新宿便と比べると、青春便奈良発は発時刻が1時間、プレミアムは30分ほど早く、プレミアムは着時刻も1時間ほど遅い。東京発もプレミアム便は1時間早いが、青春便は新宿発時刻がほぼ同じ。但し青春便は着時刻が1時間以上遅い。尚、運賃は最繁忙期だとどれも片道1万円前後とあまり変わらない。

撮影写真より


キュービックの一部には、フロントバンパーのナンバー両サイドに妙な蓋が付いていた。ここを開けると、フロントガラスを拭いたりする際に足場となるステップが現れる。標準ではバンパー自体に上れるように滑り止め(縞鋼板)が直接貼ってあるが、一部では標準から若干下げたバンパー内部にステップを設置した例があった。キュービック時代に存在した、ヘッドライトの間の行灯を付けると縞鋼板が干渉するためと思われる。
主に都営バスや国際興業などで採用。都営バスはCNGなど行灯が無い車両でも採用されていた頃があったが、常に蓋が無かった。国際興業だと行灯があった初期のノンステップなど一部車両でのみ採用。但し行灯があってもバンパー内ステップにせず、縞鋼板を少し外側に貼って対処した例もある(山陽バスなど)。

撮影写真より


相鉄バスに在籍したKL-LV280L1の富士7E。エルガの富士重工版は、車体が一部改良された新7Eになり、エンジン通気口がKC-LVの頃より横長になっている。相鉄では新7Eのうち初期のみ、エアコンも富士重工で導入した。一方で車内はあまりKC-の頃と変わらないが、ベース車がモデルチェンジしたので運転席は激変。
バス製造撤退ギリギリまで粘って導入し続けた相鉄の富士重工も、さすがに今はもういない。エルガ+富士重工の組み合わせも新車は殆どが首都圏だったが、今は中古として全国に散らばった。

地図より


糸魚川市内の地図。第四銀行を挟んだ南北の辺りは、4年前の大火事で第四銀行を除く殆どの建物が焼失しており、今はこの近辺だけ真新しい建物が目立つ。…なのだが、Googleマップでの航空写真だと、被災前の昔の建物がまだ残っている。ストリートビューだと、撮影時期が出る上に時期も選べ、早いと1年以内の画像がもう出てくるが、航空写真はいつ撮ったのかは表示されないし、時期も選べない。少なくとも3年半以上は前の写真ということが分かるが、ストリートビューに比べて妙に古い。

こちらはYahooの地図。第四銀行を除いて他の建物がほぼ無くなり、一部新築されている。こちらも撮影時期は出ないが、Googleよりも若干新しめ。