撮影写真より


キュービックの一部には、フロントバンパーのナンバー両サイドに妙な蓋が付いていた。ここを開けると、フロントガラスを拭いたりする際に足場となるステップが現れる。標準ではバンパー自体に上れるように滑り止め(縞鋼板)が直接貼ってあるが、一部では標準から若干下げたバンパー内部にステップを設置した例があった。キュービック時代に存在した、ヘッドライトの間の行灯を付けると縞鋼板が干渉するためと思われる。
主に都営バスや国際興業などで採用。都営バスはCNGなど行灯が無い車両でも採用されていた頃があったが、常に蓋が無かった。国際興業だと行灯があった初期のノンステップなど一部車両でのみ採用。但し行灯があってもバンパー内ステップにせず、縞鋼板を少し外側に貼って対処した例もある(山陽バスなど)。