西武高原バス


まあまあマイナーだったかもしれないバス会社。元々は西武バス直営で、西武バスのメインエリアから遠く離れた軽井沢地区を担当していた。本日を以て西武観光バスに吸収合併され、西武高原バス軽井沢営業所は西武観光バス軽井沢営業所になった。西武観光バスは貸切の他、西武の高速バスのうち夜行路線の大多数を担当、更に秩父エリアで一般路線バスも担当。これで西武観光バスの乗合路線は高速バスが所沢・大宮・池袋、路線バスが秩父と軽井沢という、かなりの広範囲に及ぶこととなった。
軽井沢は長野県=ギリギリ関東ではないからか、PASMOなどICカードは全く使えず田舎らしいカード非対応の運賃箱を積む。バス車両は西武バスと同じ笹カラーで、西武バスのお下がりがカラーも変えないまま使われていた。この辺りは秩父西武観光バスと同じで、一方で西武鉄道の直系である伊豆箱根バス近江鉄道とは違う点。
このリエッセは、西武バス時代の車番A2-803がまだ残ったまま。側面方向幕が前、スピーカーも前にあることから元々は前乗りだったことが分かるが、中には西武バス時代に既に中乗りに変えられたリエッセもいた。軽井沢の他、秩父にもこのカラーのまま移籍した。