市バス廃車


ちょっといつもと違うタイトルにしてみた。
市バスに3台だけ残っていた94年式のうち、ふそう+西工のナンバー6036・6039の2台はこの日が最終運行日であるという情報が突如流れたため、何とか時間を作って様子を見に行った。最近は13・19・20・43・81などかなり広範囲で使われ、その希少さから注目度が高く、いつも多くのファンからカメラを向けられていた。最後は運転手お手製のボードを掲げて特13で運行、20人近くものファンに見送られた。
市バスでは数年前に車両寿命を15年から18年に延命したが、中でもこの3台は更に長い20年もの間生き延び、歴代の中でもトップクラスの長寿車両だった。この廃車により市電代替車両の更なる代替として大量に導入された、逆T窓+ピンクのシートモケットが標準化された92〜94年式は99.9%が廃車、数年前まではどこででも見られ特に注目もされなかった市バスのスタンダードだったが、今や最後のたった1台だけとなってしまった。最後の車両となったキュービックのナンバー6076だが、少し前まで快速205系統で多用されていたものの、立命館大学が春休み期間に入った影響で同系統が大幅減便され、以降あまり使われていない模様。