撮影写真より


ラッピングバスが流行る前の90年代以前、特に地方のバスで主流だったペイント広告。ホイールベース間を白く塗りつぶし、その上から文字もイラストも全て手描きで仕上げるという手間の込んだ広告で、今でも多くが残っている。戻す場合もラッピングなら剥がすだけだがペイント広告はそうもいかず、また上から白く塗りつぶしていた。この手のバスがいる地方で側面だけ真っ白なバスを時々見かけるのはこのため。
写真は琴参バス、日野のバスだけに広告も日野のトラックだが、描かれているトラックがかなり古い。80年代後半当時のレンジャーで、恐らくこのバスは導入した頃からもうこのペイントがされていたものと思われる。おかげで色もすっかり薄くなっている。