撮影写真より


ラッピングバスは、中扉にはほぼラッピングされる一方、前扉には視界確保の意味合いもあるのでラッピングされない。前扉が開いている場合は特に何の影響もないが、中扉が開いている場合、書かれた内容が見えなくなってしまう。バスに乗る直前・降りた直後の乗客にはこの部分だけアピールしにくい。
その一方、例えば東海バスは原則前扉しか使わないので、広告としては中扉を使う他の事業者よりもほんの若干だが有利といえる。広告ではないが、有名なラブライブのバスだと、同じくラブライブのバスがいる他2社は中扉を使うが、東海バスだけ使わずほぼ締め切りなので、バス停に停車中でもキャラが見られる。ラブライブのバスはキャラの配置が3社の全車両で固定されており、そのとばっちりで、必ず前輪の後ろという目立つ位置にいる善子(青髪)に対し、ちょうど中扉辺りに配置される花丸(茶髪)は一部、鞠莉(金髪)は殆どが、中扉が開いていると隠れてしまう。何だか不条理な感がしなくもない。