BW・その3

すれちがい通信でもしてみることにした。繁華街でもいいのだが、今回場所として選んだのは郊外ショッピングモール・イオンモール草津滋賀県の郊外とはいえ規模が大きいので集客力が高く、連休なので大量の車が押し寄せ周辺道路は渋滞だらけになるほど来る人が多い。また大半は家族連れなので子供相手にすれちがう可能性も高い。これは期待できそう。
1階から3階まで1時間かけて適当に往復してみた結果、30人以上とすれちがうことに成功。地方都市でこの数字は中々のもの。アンケートを参考にしてみると、大半は学生ということからやはり子供が殆どだろう。DQ9のように数人すれちがったら一々開いて更新作業をしなければならないこともないし、随分楽に加算できる印象。これでDQ9のように自由な長文をPRできたら尚よかった。
ストーリーはあまり進めていない。砂漠を越え、ライモンシティから地下鉄でカナワタウンに行った程度。このカナワタウンは地下鉄でしか行けず、ヒントも殆どないので行ったことがないプレーヤーが意外と多いらしい。確かにアイテムも初期段階ではふしぎなアメが貰えるだけだが、ここが色々すごい。保存用としてえらく緻密な昔の地下鉄車両とターンテーブルがあり、雰囲気はさながら鉄道博物館。更に解説がやたらと長い鉄道マニアとマニアックなアングルから撮影している鉄子まで再現されているこだわりっぷり。アイテムもフラグもないのにここまでするとは、こいつは間違いなくゲーフリに鉄ヲタがいる。


今回はなくならないわざマシンをはじめ、各ジムの入口の人が初回においしいみず配給、妙に多い回復ポイント、ジムを一つ一つクリアしないと先に進めない(=自由度を下げて道順を分かりやすくしている)…と随分難易度を下げたゆとり仕様になっている箇所が散見される。その上、細分化されていたバッグの分類が大まかになったり、便利ツールだったポケッチ・バトルサーチャー・ポケトレの廃止、連れ歩きシステムの廃止など劣化した部分も多い。それっぽくないポケモンデザインもありBWの評価はかなり賛否両論となっているらしい。
その中でも今回自分が特に評価したいのがダウジングマシン。HGSSの時点でもタッチすれば場所が分かる便利仕様だったが、今回はもはやタッチも必要とせず装備していれば勝手にアイテムの場所の方向を誘導してくれ、便利さがますます向上。初代のように一々コマンドからバッグを選んでそこから使用…と面倒なことをやっていた頃が懐かしい。