撮影写真より


塗装を上塗りしたバスのホイールはよく剥げる。新車時の塗装はここまで色落ちするところはあまり見たことがない。中古車は当然ながら、中古じゃなくても途中で色を変えたホイールだと起こりえる。
南部バス1063(PJ-LV234L1)は、旧法人時代から一定数を調達している京急バスの中古。京急のホイールはシルバー=無塗装なはずなのだが、赤く塗ったホイールが色落ちしてシルバーが見えており、下地に塗装がないホイールでもこうして剥げてくることが分かる。

撮影写真より


臨港バスはライトを点けると、LV290になっても相変わらず車椅子マークが光る。更に今はベビーカーマークも光る。近隣の川崎市営・横浜市営・京急バスの共通装備だったが、臨港以外はもう止めてしまったため、事実上臨港バスの独自装備。車庫をBUS SHEDと普通に訳す英語も臨港バス独自仕様。

撮影写真より


全但バスの天空バス。竹田城跡への最寄り交通として、竹田駅から城跡を通って1周する循環路線。かなり派手なラッピングがされた車両がメインだが、全但バス通常カラーの車両も入る。登山道は道がかなり狭く、ポンチョでないと入れない。
城跡への登山道は途中からこのバス以外は自動車進入禁止になり、車では進入禁止ポイントにある道の駅的な施設・山城の郷が最寄り。ここに車を置いて天空バスに乗り換えることになるが、天空バスは道の狭さゆえに片回りしかないため、行きは城跡バス停まで10分で行けるが、帰りは大回りするため25分かかる。尚、城跡バス停から城跡そのものへは更に15分ほど登らなければならない。

地図より


岐阜のストーンヘンジなるポイント。建設中の東海環状道岐阜IC予定地で、柱だけが線と円を描くさまを不思議がってこう呼ばれるようになった。当然完成すれば普通の高速道路なので、上から柱は見えなくなるし、横から見ても目立たなくなる。
岐阜インターチェンジという、ありそうでなかったネーミングだが、岐阜市内の高速道路は端の方を僅かに通る区間ばかりであり、それなりの距離を通るのはこれが初。但し岐阜ICは割と北の方であり、岐阜駅から南側は引き続き東海北陸道岐阜各務原ICが最寄りとなる。

地図より


これも本巣市。田舎のあぜ道に突如200mだけ現れる歩道付きの片側2車線の道路。本巣市の都市計画によると「長良糸貫線」といい、岐阜市内の長良川国際会議場付近から本巣市内を通り、国道303号線に合流するルート。
現在建設中の東海環状道本巣IC~国道合流地点は本巣ICと合わせて工事が進行中。既に片側2車線で供用されているのはマーサ21の前の僅かな区間のみで、マーサ21から本巣方面は工事の様子が地図からも分かるが、他の区間は工事をしている気配すらなく、用地買収すらされていないと思われる。この地図の区間からマーサ21まで道で繋がると言われても、現段階ではとてもそうには見えない。

撮影写真より


岐阜バスの一部車両に側面広告を出しているレシップ。バスの車内機器のトップメーカーだが、バスではなく「車両用運行管理システムの総合メーカー」という微妙に分かりにくい文言が書いてある。レシップの本社は岐阜バスも乗り入れる本巣市にあり、岐阜バスの車載機器も地元製品ということでほぼ全てレシップ製。

地図より


東海道のうち熱田の宮~桑名間は本来海上区間(七里の渡し)だが、別ルートとして大半を陸路で行く佐屋街道もあった。佐屋街道ルートで経由する川が土砂滞留で使えなくなったことから、明治初期に開通した前ヶ須街道とも呼ばれる、全区間陸上の新東海道として代替。昭和初期に国道1号線が開通するまで、しばらくの間重要ルートとして動脈を担っていた。七里の渡しに比べると知名度は低いが、Googleマップには今も道路が残る名古屋市内の一部でこのルートがしっかり東海道と記載されている。