撮影写真より


阪急梅田駅で並ぶ京都線の快速と通勤特急。両方とも現在のダイヤではほぼ消滅した種別。正式には通勤特急自体は残っているが、かつて平日の朝夕は15分間隔で運行していたのが、現在は朝に3往復のみ。それまでの快速急行準特急に格上げした影響であり、両者の停車駅の違いは通勤特急が低速で通過する淡路のみ。尤も準特急は、かつて特急が京阪間ノンストップ→高槻市のみ停車だった頃の急行そのもので、随分出世した。
快速も平日に数便だけ存在した種別。阪急では唯一の青い種別表示。高槻市以南が準急、高槻市以北が快速急行準特急の停車駅で、今は消滅した京都線の急行を現代で運行するならこれくらいの停車駅であろうと想定される。特急系統に比べるとかなり遅いが、地味に終点まで先着のまま逃げ切る便があった。