SV・その24

学校最強大会を使った稼ぎに入るため、連射コントローラーを買ってきた。これの需要が急拡大したため、一部のコントローラーは品薄になっている。こんなところに経済効果を与えるポケモンブランドの恐ろしさを垣間見た。
SVの戦闘は、従来でいう「入れ替えモード」「戦闘アニメーションを見る」の設定に固定されている。ただ手持ちが単騎であれば、自動的に勝ち抜きモードとなり交代は発生しない。戦闘アニメーションだけは省けないためスピードアップは出来ないが、これは恐らくレイドバトルが剣盾と違い時間制限制となったため、全員持ち時間を統一させるために固定されたものと思われる。
最強大会受付の前でAボタンの連射ホールドを設定すれば準備完了。このまま一昼夜18時間放置させ、小判を持たせたフェアリースキンニンフィアが単騎でひたすら「ハイパーボイス」を何千回と繰り返す。

所持金は50万から、実にあっさりカンストの1000万まで貯まった。カンスト状態で物を売ろうとすると、持ちきれない額は無くなるとかいうふざけたことを言われる。ポケダンみたいに寄付に回すとか、そういう綺麗な言い方は出来なかったのか。
努力値調整には1体につき50万かかり、マリナードタウンの競りで時折出てくるレアなボールや王冠も、落札するには同等の資金が必要。BP廃止により多くの有用なアイテムが店売りになったものの、引き換えにかなりの額の現金が必要になってしまった。でもこれだけあれば当面資金繰りには困らない。減ってくればまた大会で丸一日連射すればいいだけ。
尚、大会の景品でも金の王冠や、あのウルトラボールが出ることもあるが、18時間回してもどちらも1個も出ず。確率は相当低い模様。



通信交換。マジカル交換でない普通の交換は、単に選択するだけだと誰とマッチングするのか一切分からないが、どちらかのバージョンにしか出ない種類を相互に交換する場合、その図鑑番号を合わせた合言葉を入れることで簡単に交換が可能になる、便利な世界統一ルールがある。早速これで未来のパラドックスポケモンを古代のパラドックスポケモンと交換。出ない方の種類は当該バージョンでは一切出現しないため、ここで初めて見たという種類も多々あった。
が、スカーレットよりもバイオレットの方がはるかに売れているという事実も世界共通のようで、頻繁に未来同士の交換が発生する。当然こうなれば即キャンセル・再マッチングになり、そこでもまたさっきの人とマッチングするからいただけない。ポケモンナンバリングの販売本数は常に2バージョン合算の数値であり、比率等は公表されていないものの、今作は相当バイオレットの方に傾いており、体感7~8割。もしかしてスカーレット単独だとそこまで売れていないのではとも思えてくる。哀れコライドン。