祇園祭の山鉾には、客が実際に搭乗できるものがある。今年の巡行順で言うと、長刀鉾・函谷鉾・月鉾・鶏鉾・菊水鉾・放下鉾・岩戸山・船鉾・北観音山・南観音山が該当し、これらの山鉾は配置図でも他の山鉾と違うアイコンになっている場合が多い。大半は、祇園祭ではおなじみ、厄除けのちまきを買うと乗れるが、中には少し条件が違うものもあり、更に伝統に倣い女人禁制である場合もある。放下鉾がその例で、この中で唯一タダで乗れるがその代わり男しか乗れない。
ここでは前祭・後祭含め各山鉾の状況を掲載。赤文字は女人禁制、女性は山鉾搭乗口の手前までの入場となり、いかなる場合でも一切の搭乗が出来ない。尚、26年度も料金などは同じで、前回の25年度は非公開だった放下鉾も再公開されている。26年度より復活する大船鉾も搭乗拝観可能の予定。
| 長刀鉾 | …グッズを買えば可能(ちまき1000円、パンフ・あぶらとり紙・根付など500円・名画集200円) |
| 函谷鉾 | …1000円、ちまき＋鉾拝観1500円 |
| 月鉾 | …ちまき＋鉾拝観1000円(13・14日はゆかたか着物を着れば無料) |
| 鶏鉾 | …500円、ちまき＋鉾拝観1000円 |
| 菊水鉾 | …1000円 |
| 放下鉾 | …無料 |
| 岩戸山 | …300円 |
| 船鉾 | …700円 |
| 北観音山 | …招待制、一般客入場不可 |
| 南観音山 | …300円 |
| 大船鉾 | …300円 |
