10年間埋もれていたダイナモ感覚

阪急バスと阪神バスが4月から共通カードをIC化。プレミア額は最近流行の月間利用額からの算出ではなく、従来通りのチャージ額に付与、とここまでは別にどうってこともない。
阪急バスだけこれに伴い1年後に磁気カードの扱いを廃止するが、同時にスルッとKANSAIカードの扱いも廃止しこのICとPiTaPaに統一。唯一対応していた1路線が廃止されたことで扱いを止めた大阪空港交通という前例を除き、スルッとKANSAIの磁気カードの利用を全面終了するのは初めて。磁気カードについては、PiTaPaは審査が要る・PiTaPaと磁気カードは利用範囲が違う、というPiTaPaの欠点をカバーする意味合いで残っていたが、いよいよその名目も崩れる時が来たか。

撮影写真より

引き続きバスまつりから、そんな阪急バス関連。

西工58MCの形をした子供用の運転席体験ブース。ヘッドライトがCDになっているのがご愛敬だが、それ以外の運転台・シート・ボタン・各種表記・方向幕は実車と同じパーツ。方向幕は実際に動くという拘りよう。




ゴルフ場のカートを改造した、子供限定バス。こちらも実車のパーツがふんだんに使われており、LED表示もちゃんと本物だし扉も実際に自動で開閉、「乗降中」表示機や路肩灯に車内には運賃表示機まである。床材や手すりも標準仕様ノンステップバスと同じ素材。レプリカにしては高すぎるクオリティに阪急バスの本気を見た。

ただしナンバーがないので、公道に出るときはキャリアに載せる。