撮影写真より


京福バスに搭載されている小田原機器の運賃箱「RX-NZ」。古くさい外観、特徴的な薄い緑色(灰色も有り)、変わった形の返却ボタン、背が高い運賃投入口が目印。全国的に大ヒットとなり、特にカード類を導入していない地方やワンマンのローカル鉄道では今でも普通に現役。後付けで磁気カード・ICカードのリーダーを乗っけた例も存在する。
この運賃箱は恐らく30年以上前にはもう存在しており、しかも数年前まで生産していたという中々のロングセラー。初期のものは紙幣両替機能が付いておらず、後付けの両替機を側面に取り付けていた。この頃に作られた個体には紙幣両替の凡例部分に500円札が書かれており、一部は未だに残っている。